Are Core Hire Hare ~アレコレヒレハレ~

自作のweb漫画、長編小説、音楽、随想、米ラジオ番組『Coast to Coast AM』の紹介など

母なる自然があなたを殺す(前編)

2014-12-25 23:02:46 | Coast to Coast AM

「自然」といえば、母性に例えられ恵み多く美しいイメージが我々にはあります。
しかし、この母なる自然にはもうひとつの裏の顔、ダークサイドがあるのです。
そんな時に残酷でありながらも魅力的な世界を教えてくれるのが、今回ご紹介する『Coast To Coast AM』のゲスト、ダン・リスキン(Dan Riskin)博士です。

■コウモリの魅力
生物学者であるリスキン博士が始めに魅せられたのはコウモリです。
「100歳の老人」というラテン語名持つコウモリは博士が出会った中でもっとも奇妙な生物の一つです。


また、中南米に住む吸血コウモリが地面を走ることを発見したのもリスキン博士の功績です。
彼らは牛の皮膚を鋭い歯で切って血を吸うのですが、ここで一つ疑問があります。
17世紀前に人の手で家畜として連れてこられるまでこの辺りには牛は存在しませんでした。
では、それ以前は彼らは何の血を吸っていでしょうか?
それはずばり、人間、です。

■アヒル達のレイプ文化
また衝撃的なのは、アヒル達の「レイプ文化」です。
アヒルは鳥の中で数少ない性器を持つ種です。
普段は隠れているオスのペニスは身体と同じくらい長く、螺旋状の独特の形状をしています。
アヒルのオスもちゃんと求愛行動するのですが、それがいつもうまくいくとは限りません。
そんな時オスはコンマ数秒にも満たない速さで無理矢理にメスと交尾をすることがあるのです。

さて、ではメスはされるがままかというとそうではありません。
なんと、意に沿わない相手の精子は別の通路に通して子宮に届かないようにできるのです。

博士推奨のアヒルの射精シーンのyoutube動画(グロくないですが興味のある方のみ)。
Explosive eversion of a duck penis.

■キュートなゾンビマスター
またアヒルのように愛らしい風貌の裏にもう一つの顔を持つ動物といえばネコがそうです。
彼らはトキソプラズマという寄生虫を体内に飼っています。
このトキソプラズマはネズミの脳に寄生することで、ネズミを無抵抗にさせ「ゾンビ化」するのです。
この寄生虫を利用してネコはいともたやすくネズミを捕まえることが出来るというわけです。

後編に続きます。

※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ただの平日 | トップ |  母なる自然があなたを殺す(... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Coast to Coast AM」カテゴリの最新記事