今日は日本語学校で講演会のあと、大学で修論。
修論のことじゃないのに、先生と一時間くらい日本語教育について討論した。
最近やっと気づいたけど、授業そのものより、授業の準備、反省、テスト作成、
学生管理などのほうがよっぽど大変。
そして、明日の授業だけではなく、もっと先の日本語教育について
考えるのも、今の自分に必要だと思う。
そんな現場にいられる自分がしあわせ。
=*=*=*=
先ほどもお話したとおり、Y先生のお話をうかがって、
「学習者が本当に話したいもの(場面)を具体的に与えることで
学習者の心理的負担を減らすことができる」
という答えが自分なりに見つかって、胸のつかえが取れました。
ただ、
ほかの先生方も指摘されていたとおり、四技能の習得はどうするのだろう
というところが納得しかねました。
海外でこそ「タスク先行型シラバス」が効果的
というのは分かります。でも、国内の日本語学校の場合
大学受験を目標に勉強するのなら、やはり読み・書き
そして漢字の習得はどうしても必要になると思います。
例えば、「タラ」を「料理の作り方」というタスクで教えるなら、
(Y先生案だと中級第6課)
日本の本を読んで自分で料理を作るという場面も考えられるため
もっと早い段階で出してもいいのではないかと思いました。
「タラ」は「話す」能力では習得しにくいから、あとに回す
というのは、他の技能を無視しているように感じました。
つまり、現在の教科書は、「話す」ことだけを目的とはしていないので、
命令形、受身形なども一緒に入れているのだと思います。
そこでいまの私が考えなければならないのは、
『みんなの日本語』をベースで教える際、
この文型は、いつ使うのだろう
というのをもう一度よく考えることです。
例えば「~ないでください」というのは学生が話すことよりも
注意書きを読んだり、他人に注意されたりすることのほうが多いと思うので
読解・聴解に力を入れて教える、など。
また、A先生がされたように、『みん日』でもタスク先行の授業が
できるということは大きな発見でした。
自分も授業でやってみたいと思います。
修論のことじゃないのに、先生と一時間くらい日本語教育について討論した。
最近やっと気づいたけど、授業そのものより、授業の準備、反省、テスト作成、
学生管理などのほうがよっぽど大変。
そして、明日の授業だけではなく、もっと先の日本語教育について
考えるのも、今の自分に必要だと思う。
そんな現場にいられる自分がしあわせ。
=*=*=*=
先ほどもお話したとおり、Y先生のお話をうかがって、
「学習者が本当に話したいもの(場面)を具体的に与えることで
学習者の心理的負担を減らすことができる」
という答えが自分なりに見つかって、胸のつかえが取れました。
ただ、
ほかの先生方も指摘されていたとおり、四技能の習得はどうするのだろう
というところが納得しかねました。
海外でこそ「タスク先行型シラバス」が効果的
というのは分かります。でも、国内の日本語学校の場合
大学受験を目標に勉強するのなら、やはり読み・書き
そして漢字の習得はどうしても必要になると思います。
例えば、「タラ」を「料理の作り方」というタスクで教えるなら、
(Y先生案だと中級第6課)
日本の本を読んで自分で料理を作るという場面も考えられるため
もっと早い段階で出してもいいのではないかと思いました。
「タラ」は「話す」能力では習得しにくいから、あとに回す
というのは、他の技能を無視しているように感じました。
つまり、現在の教科書は、「話す」ことだけを目的とはしていないので、
命令形、受身形なども一緒に入れているのだと思います。
そこでいまの私が考えなければならないのは、
『みんなの日本語』をベースで教える際、
この文型は、いつ使うのだろう
というのをもう一度よく考えることです。
例えば「~ないでください」というのは学生が話すことよりも
注意書きを読んだり、他人に注意されたりすることのほうが多いと思うので
読解・聴解に力を入れて教える、など。
また、A先生がされたように、『みん日』でもタスク先行の授業が
できるということは大きな発見でした。
自分も授業でやってみたいと思います。