アスペルガーの息子が巣立つ日…進学にまつわるあれこれ

アスペルガーの息子が進学すると言い出した!貯金ゼロのシングルマザーの私!!どうする?!すべて赤裸々に描いていきます

障害を持っているということ 9

2016-10-17 14:53:35 | 息子のこと
息子は年齢を重ねるごとに、

注意欠陥多動性障害

高機能自閉症

アスペルガー症候群

と障害名が変わった。変わったというと語弊があるか。彼という人格そのものは変わっていないので、貼られたレッテルが変わっただけなのかもしれない。

彼が幼いころは、分厚いカーテンの向こうとこちらで会話をするような、地球の裏側のひとと話をするような、もどかしい、じれったい思いをしたが、最近は息子の社会性が向上したためか、会話で不自由することも少なくなった。

とは言っても、彼の興味を示すことは凡人の私(と娘。中3)の計り知れないところであるので、たまには

え?

ということもある。でも、親子だから100%わかりあえるわけではないし、

へぇ、こんなことも知ってるんだ
こんなこと考えてるんだ

と面白がれる自分にもなった。


以前少し書いたが、息子は私の勧めもあり、自宅からかなり遠方の私立高校に通っている。中学の同級生で同じ高校の子は、いない。

遠方を選択した理由として、

昔の自分を知らない人間の中で勝負したい

と彼が言ったからだ。昔の奇行は、同窓生の記憶からは完全に消えないだろう。昔は体育館の2階をグルグル走り回るやつだった、と言われれば、それだけで変わり者と思われるはずだし、その先入観から脱却できるほど、彼はめざましい成長を遂げたわけでもない。

障害を正しく理解しない周囲の大人(=普通学級の中学校教諭たち)をうまく折合いをつけられなかった息子は中学校3年間を、かなり苦しい状況で過ごした。

私の率直な感想としては、

普通の学校の普通の子を相手にする先生は、障害を理解しようとしない。

全員、同じように、太陽の子に仕立てることが自らの使命だと信じて疑わない傾向があるように思う。

理想とする子供。理想とする中学生像にいかに近づけるか、そればかりを要求されたように思う。

個性を認めろ、というのとは次元の違う話で、それに加え、中学校の最後には、「高校受験」が迫っている。

先生方はこの呪縛からも、おそらく開放はされないのだろう。

結果を出さなければ。

そう思って、3年間を過ごさせるのだと思う。

それがいいかわるいかは別として、その息苦しさに息子は苦しんだ。

想像力に圧倒的に欠ける息子であるので、コウコウジュケンなるものがどんなものかもおそらく、直前まで理解してはいなかっただろう。

特別支援の子供にも関わらず、普通学級に混ぜろと親がいう。

姿勢を正しく、人の目を見て話を聞く。

そんな小さなルールを受け入れられない息子は教室では机に突っ伏し、半ば授業を拒否していた(らしい)。

もちろん、姿勢は正しくしてほしいし、いい態度で話を聞くのは大切なことだ。

底辺に、障害を理解しない、しようとしない、そしてもっと根っこのところでは

障害を持つ子供を、面倒だ、お荷物だと感じている先生方が多かったように思う。これは私の被害妄想だろうか??

私は、彼の障害を2番目に理解しているという自負があるので(一番は本人である)、こういうことは苦手です、でもこれは得意です、と折に触れ学校側に情報提供してきた。

しかし学校側からは「○○くんは、これができない」「あれができない」「拒否する」「やる気がない」と、ダメだしのオンパレード。

これを、高校を決める面談のときにのっけからやられたので、キレた。


わかりました、先生方のおっしゃりたいことは。
要は息子は、何もできないと、そうおっしゃりたいわけですね。学校は、彼のできることも認めずに、他の子と比べてできないことばかりあげつらう、それが△△中の姿勢と、そう理解してよろしいですね!?

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