とうちゃんのぷらぷら日記

アウトドア系の日記及びうんちく

六本木のジャコメッティ展へ行く

2017-07-15 19:26:18 | 音楽 美術
ジャコメティの彫刻は、特別好きなわけでもなかった。

昔、小学生、中学生向けの美術本を見ていたとき、
なにがいいのか分からない彫刻がいくつかあった。
一つは「塗られたブロンズ」という作品
(缶ビールのようなものが二つ並んでいるだけの作品)
もう一つはデュシャンの「なぜクシャミしないのか」という作品
(小さな虫かごのような中に四角い白いサイコロのようなものが沢山入っている作品)
そして、ジャコメッティの「森」
(ひょろひょろの人物が地面から生えてきたような作品)
今回の展覧会にも展示されていた。

しかしながら最近、現代詩の同人誌「歴程」のメンバーであった、矢内原伊作氏と宇佐見英治氏がジャコメッティと深い関わりがあったことを知り、行ってみる気になった。

ジャコメッティについての評論を書き、ジャコメッティに矢内原伊作さんを紹介したのが宇佐美さんらしい。

ジャコメッティを抜きにしても
お二人には、少し興味がある。
辻まことや山之口獏とも深い交流があったからだ。

私が唯一知っていた作品「森」は、
後ろにやや低い人物が2体、前に背の高い人物が5体と、その右に上半身のみの人物が配置されている。
人物の表情は、顔が小さいため、悲しいのか嬉しいのかあまりよくわからない。
他の作品でも同じだ。

一見、噴出した溶岩のようでもあり、神像のようにも見える。
精神性を強調した作品にも思われ、円空仏にも通じるものがありそうだ。
単純化された人物像には、ある種の仏像のような気配も感じられた。

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