ふにょい日記

ふにょ・い 2 (形)[文]ク ふにょ・し 思い通りにならない為力が入らなくなる様。[派生] ――げ(形動)――さ(名)

それは「ストリーム」か「レコード」かという事では?

2009-04-10 09:09:52 | プログラミング・コンピューター
バイナリとテキストの本当の違い(404 Blog Not Found) をちょっと読んで思ったこと。
[引用]

バイナリーとテキストの本当の違い、それは「終わり」にある。

    * 「終わり」がはじめにわかるのが、バイナリー。
    * 「終わり」が来るまで「終わらない」のが、テキスト。

本質的な違いは、これだけである。


[/引用]

これって、「テキスト」か「バイナリ」かじゃなくて、
「ストリーム」か「レコード」かじゃないかと思いました。

テキストのデータだって、レコードを定義すれば、
「終わり」がはじめに分かる状態になります。

バイナリのデータだって、「終わり」が来るまで「終わらない」形に
定義できます。
動画とかのストリーミングって、そうですよね。

やっぱり、テキストか、バイナリかの違いって、
汎用的で、一般的なツール(テキストエディタの様な物)で、
人間が読める形であるかどうかという事だと思います。

人間が読みやすい形であるから、デバッグがしやすかったり、
人間が手を加えやすかったりなどで、良いという事でしょう。


[2009/04/11 03:13 頃に追記]
Unix の教訓には、勿論、データはテキストで行けというのも含むと思いますが、それは、データの取り回し、再利用のしやすさの為という事であって、下記とは少しずれているように思います。

[バイナリとテキストの本当の違い(404 Blog Not Found) から引用]

文字列はテキストでも、文字そのものはバイナリー。

だからこそ、文字というバイナリーを設計するときにはずっと慎重にならなければならなかったのだ。その余裕がなくとも、せめて「もっと隙間を開けておいて」おくべきだったのだ。

~中略~

「テキストのアトム」としてのバイナリーさえきちんと抑えておけば、あとは「テキスト」でしのげる。これが Unix で得た最大の教訓の一つではないか。

[/引用]

私の記憶が確かならば、 Unix で得た教訓の一つには、ストリームで行けというのがあったように思うのですが、上の引用部分は、そちらの方が近いのではないでしょうか?

それは、 Unix 開発のきっかけとなった Multics のファイルシステムでは、
レコード形式のファイルをサポートしていて大変だったからとか何とかで、
それを反面教師に Unix のファイルシステムでは、バイトストリームのファイルしか
扱わない事にしたと何かで読んだように思います。
思い違い、記憶違いかも知れませんが……。
[/追記]


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1 コメント

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追記した部分に対する違和感 (asakurah)
2009-04-11 03:35:13
どうにも、追記した部分に対する違和感がぬぐえない。
やはり、ストリームで行けという事とは、なんか違うように思う。
でも、テキストで行けという事ともなんか違う気がする。
「Unix で得た教訓」と言う言葉は、忘れた方が良いかも知れない。
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