めんどりの庭

エッセイと花好きのおばあさんのたわ言

記憶

2017-08-06 13:57:53 | 日記

 今日の暑さは特別。

 今日は広島原爆投下72年。

 黙祷。
 
 当時、私は3歳で中国大陸にいたので、原爆のことは知るよしもない。

 小学生の時、映画で「原爆の子」を観て初めて原爆の恐ろしさを知った。


 不思議なのだが、私は小さい頃のことを絵柄で記憶している。

 まるでスクリーンのように映像が蘇ってくるのだ。

 中国、新京、今の長春で太平洋戦争勃発の翌年に生まれた私。

 官吏だった祖父は北京にいたが、終戦前に定年で日本に引き揚げていた。

 引き揚げる時、私を連れて行く話も出たらしい。

 もし、その時、一緒に引き揚げていたら、私の運命も変わっていたかも…

 ソ連軍の不意打ちの空襲、私は3歳だったが、その時の切迫した様子を記憶している。

 暗闇の中で母が逃げる支度していた、赤ん坊の弟を背負い、私の手を引き防空壕に逃げ込んだ。

 男たちの怒声、子供の泣き声。

 飼い主を追ってきたのだろうか、防空壕の入り口で鳴く白い犬を、ソ連軍に見つかるからと男が外に放り出した絵柄。

 商社をやっていた父は現地招集で兵隊に、終戦後、一時、家族の元に戻って来たが、すくにソ連兵に捕まり、シベリアに抑留された。

 過酷な捕虜生活の末、身体がボロボロになってなんとか日本に戻ることが出来たが…。

 母子3人での日本への引き揚げの旅、前にも記したことがあるので略すが、3歳から4歳にかけて出来ごとを

 よくぞ覚えているものだと我ながら感心する。

 それだけ子供心にも、過酷で強烈な出来事だったのであろう。

 戦争は2度とごめんだ。


今日の庭
 温度計を庭に置いていたら、38℃、びっくり



        ハイビスカスが今日も一輪咲きました




















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2 コメント

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こんばんは (のびた)
2017-08-06 20:44:47
幼少時であってもトラウマのように脳に焼き付いているでしょうね
大地の子 のように残留孤児にならなくて せめてもの幸いでしたね
あのシベリアにロシアは理不尽に民間人を60万人も抑留させ 過酷な厳寒地で重労働 6万人は現地で死亡 祖国へ戻れない現実でしたね
良くぞ生き延びて還られました
異国の丘 私のうたごえの中にも入れて 歌を通じて事実を伝えています
私の5歳の時茨城の土浦近く 予科練がそばに有って
空襲がたびたび 防空壕で機銃掃射の音を聴きました
東京大空襲の夜は 母が真っ赤な夕焼けのような空を見て東京が燃えているとつぶやいていたのを覚えています
こんばんは (asakawayuki)
2017-08-06 21:29:39
のびたさんへ

はい、無事に日本に辿り着いたこと、母に感謝しています。
父は寡黙でしたが、時々、亡くなった若き戦友のお話しをしてくれました。
異国の丘、も歌っていましたね。
のびたさんと私は幼児期に戦争を体験した世代ですね。
お話しが合います。
東京生まれの連れあいは、巣鴨で空襲に遭い、火の中を逃げ回り、焼け跡のバラックで暮らした経験もあります。
子供達にあのような辛い思いはさせたくないですね。

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