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フォークリフトのリーチを前方に出したまま運転し衝突

2009年11月25日 08時35分52秒 | フォークリフトの災害事例

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おはようございます。
旭フォークリフトで安全運転講習の講師をしていると申します。

このブログでも危険予知訓練を載せていますが、実は当社でも朝礼の際に、危険予知トレーニングをしています。
↓↓↓↓↓

 



(↑社内の危険予知訓練レポート)

 


それは、フォークリフト修理の技術のみならず、社員自身も安全に対する認識を持つようにする為です。
当日行う修理や運搬作業に対して、こういう事をしたら危険が伴う、という事を事前に話し合うようにしています。
そして、事故を未然に防ぐようにしている訳です。

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では、今日社内でやっった危険予知訓練を使って出題してみますね。


 

<問題>
事業所の倉庫内でリーチフォーク(立ってのるタイプ)を使用しています。
ラックに荷物を運ぼうとしています。
フォークはリーチを前方にだしたままです。
運転士は作業着の袖口のボタンを外し、袖が垂れ下がった状態です。
また車体から片足を出した状態で運転しています。

 

 

 

さて、ここで間違っている行為は何でしょうか?
またどんな危険が潜んでいるでしょうか?

ちょっと考えてみてね!

かんたん、かんたん( ´艸`)ムププ


そうですね!



①片足運転なので、ブレーキ操作ができず、ぶつかる。
  運転士がラックなどに足をぶつける。

②袖口が引っかかってハンドル操作ができず、ぶつかる。

③リーチインしていない。

 

などが考えられますね。

 

 

では、第二問!
それでは、どんな対策をしたら良いでしょうか?

 

ちょっと考えてみてね!

かんたん、かんたん( ´艸`)ムププ


 

<回答の例>

事故防止のポイント:

リーチフォークは横向きに乗車して、ひじや足を必ず車体の中に入れて運転する。

袖口は必ずしっかりと閉じる
  閉じないとハンドルのノブなどに袖が引っかかり、操作ができず事故につながる。

③リーチフォークリフトは走行中・運搬中は必ずリーチインする。

 

補足ですが、ラックの設置幅はスペース効率重視の為、使用するリーチフォークに合わせて間隔を決めています。
それを「直角積付け通路幅」といいます。
1.5トンクラスなら約2,900mmの通路幅となっていて、車体とギリギリです。
横向きに乗車し、ひじや足を車体の中に入れます。
ラックにぶつけて怪我をしない様、気をつけて下さい。

 

問題はできたかな?
回答例の他にも、何個かあると思うよ!
職場の皆さんと考えて、安全作業にお役立て下さいね!!(*⌒∇⌒*)♪

 

∴参考書籍:旭フォークリフト社内危険予知訓練議事録 (笑)

 

もっと危険予知トレーニングの練習をした人はこちら↓↓↓
http://blog.goo.ne.jp/asahiforklift/c/cf9977c3fafbeb9a4bf5bd20eb138fd8

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フォークリフトに関して、何かわからない事や不安な方がいましたら、コメント等に記入していただければ、返答いたします。
また当社のホームページの、お問い合わせフォームからも質問いただけますので、お気軽にどうぞ!

 

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