都市徘徊blog
徒然まちあるき日記
 



 内部に入ると、外観から想像するのとはまた異なる印象の空間が広がる。

客席前方から室内全景(2枚の画像を合成、Click:1,000*405pixel)

 個人的には天井から吊られた照明がとにかく印象的だった。直管の蛍光灯を円形に並べて空中に吊っているが、そうしたことでなんだかかなり大胆な照明器具のように思われる。

客席後方から室内全景(3枚の画像を合成、Click:921*405pixel)

 四角錐の空間にドーナツ形の照明の組み合わせで、うまく室内を照らせるのかと思うが、意外によく光が回っているようだった。ただ、天井や壁面はもう少し明るい色調の方が、教室としては良いのだけれど。もちろん、60~70年代のややクラシックな感じの教室の雰囲気としては悪くない。上の方がくすんでいるのは当初からの仕様ではなく、汚れたりしたためではないだろうか。

ステージ前から客席

 教室の前半分は平らな床面にイスが並べられており、階段教室状になっているのは後ろ半分だけ。傾斜を徐々に変えるような複雑な設計ではなく、意外にシンプルな階段教室だ。最後部には小さな映写室がある。シンボリックだが巨大教室というわけではないようだった。

中ほどの通路から

 巨大教室ではないのと、天井や照明に求心性があるので、室内には一体感がある。特色のあるこういう教室で学んだりした記憶というのは、貴重な体験に違いない。外観が変わっていて面白い建物だが、中に入ってみると、卒業生が残したいと考えた理由も改めてよく分かるのだった。

客席後方から通路と客席、ステージ

 床には木レンガがはってあった。長年ワックス掛けされたためか真っ黒になっており、雨で濡れた靴で歩くと滑りやすくなっていた。半世紀近い教室の時間の経過が刻まれた床。

Photo 2008.1.12

学習院大学 ピラミッド校舎 1  2  4 

Tokyo Lost Architecture
#失われた建物 豊島区  #大学



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