都市徘徊blog
徒然まちあるき日記
 



芝口五号館
所在地:港区新橋1-5
建設年:?
構造・階数:RC・4F
備考 :2008頃解体
Photo 2007.5.26

 新橋駅の東口側にあった小さなオフィス。住宅地図には「芝口五号館」と記されていた。
 芝口は新橋駅近くの旧町名。新橋1丁目は昔は芝口1丁目だったそうだ。更に遡ると、江戸時代に芝口御門が造られたことから芝口という町名がついたんだそうな。

 ところで昔は一号館から四号館もあったんだろうか? 昔の住宅地図を見れば判るのかもしれないけれど、少なくとも現在は他のナンバーの建物は見あたらない。

 撮影の時点で既に1Fの入口にはベニヤ板が張られていて、閉鎖された状態だった。恐らく、その後、程なくして解体されたのだろうと思う。

軒先のディテール
Photo 2007.5.26

 デザイン的には大した特徴がないビルだったが、軒先にはちょっとだけデザインがなされていた。少しだけ張り出した軒庇(コーニス)を様式的な持ち送り(コーベル)で支えている。でも他の壁面に全然装飾がないので、まさかそんなところに装飾があるなんて、という感じ。

軒先のディテール(拡大・Photoshopで明るさ修正)
Photo 2007.5.26

 軒下部分を拡大して、Photoshopで軒下を強引に明るくしたら、モールディング部分の装飾が見えるようになった。しかし他にほとんど装飾がなかったのはなぜだろう。昔はあったのに取り払われたのだろうか。

 建物背面にはアーチ型のデザインもあったようだが詳細は不明。こういう建物は、いつのまにかひっそりとなくなっていくなぁ。

都市風景への旅 > 近代建築 > 東京都港区新橋・浜松町
近代建築撮影日記 > 東京の近代建築(港区新橋界隈) ビル裏側の写真が載っている。

Wikipedia > コーニス持ち送り

Tokyo Lost Architecture   #失われた建物 港区 



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )


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コメント
 
 
 
芝口五号館 (k-kai)
2011-01-19 00:38:59
こんばんは。

芝口五号館、解体されちゃったんですか!
残念です。

軒周りの装飾には気づきませんでした。
もしかしたら新築当時は装飾ゴテゴテだったのかも知れませんね。
後年のリフォーム時に壁面の装飾を剥がしてノッペラボーにされてしまった物件は多いですからね。
 
一度だけ中に入りましたが、ドア周りにアーチがしつらえてあったりして、なかなか味がありました。
建物背面は曲線が使ってあり表側よりも能弁?でした。
リンク先の方の写真、すばらしいですね。
 
 
 
Unknown (asabata)
2011-01-20 23:06:43
k-kai様
銀座の越後屋ビルもかなり装飾がなくなっていたと聞きますが、
ここも外壁の装飾は改修時に取り払われてしまったのかもしれませんね。
内部にそれなりに装飾があったというお話からは、ますますその感触を得ます。
大きなデザインのアーチなどだけが残ったのかも。
 
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