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アエロフロートでハバロフスクへ
海外
/
1992-10-03
14:15、搭乗開始。待合室から外へ出て、バスに乗って駐機場に停まっている飛行機の脇まで行き、タラップをトコトコ上って機内へ。羽田や成田にあるような、ブリッジで搭乗するタイプではなく、いたってのんびりした搭乗。そこでいきなり飛行機をバックに記念撮影。
新潟空港にて、アエロフロート・ツポレフ154と記念撮影
新潟−ハバロフスク間に就航している飛行機は、アエロフロートの中型旅客機で、ツポレフ154(TU-154)だった。空港で手に入れた機内誌によると、3発のエンジンで、時速945km、飛行高度は11,000m、航続距離4,000km、約170人を乗せるという。ロシアにはイリューシン62(IL-62M)というタイプの旅客機もある。それに比べると航続距離では劣るものの、多少速度が速くしかも多くの人を乗せられるようだ。もちろんジャンボやエアバスにはかなわない。世界の大半で使用されているのは、ボーイングやエアバス、ダグラスなど、西側の国で造られた飛行機だが、アエロフロートを使うと、ロシア製の旅客機に乗ることにもなる。というわけで、私たちが乗った飛行機は、国内線の中、近距離用のものだった。
機内は狭い。他の飛行機に全く乗ったことがないので何とも言えないが、これは予想以上に狭いものだった。私の座席は非常口のそばの窓際で、部分的に座席の配置が不規則になっている場所だった。非常口の扉の密閉が少しだけ不完全なのか、シュルシュルという音がしていた。
14:35、離陸。初めての飛行機は、あっという間に上空に達した。日本海北部の上空では低気圧の中を通ったため、揺れが多くちょっといやだったが、後半に大陸上空にさしかかると、海と陸の境が地図を見るように良く見えて感動的だった。また、雪を頂いた山脈や、蛇行する川、はっきりとはわからないが、山間部の集落や、森林の中の道路なども見えて、初めて体験する飛行機からの景色は素晴らしかった。
しかし機内がなんだかかなり寒い。飛行機ってこんなのを我慢してなくちゃいけないのかなぁ、と不思議だったが、他のメンバーによくよく聞いてみると、他の飛行機ではまずないことで、やっぱりロシア−社会主義だからなのだろうということだった。うーむ、早くも生活状態の違いを想像させるものがあるであるなぁ、とまたまた少し不安になる。大体、機内のじゅうたんがきちんと留まっていなくて、クチャクチャになっていたり、壁の部分も粗末な感じのボードが貼ってあるだけで、いかにも壁の厚さが薄そうだったりして、頼りないことこの上ない。そして非常口のガラスをよくよく見ると、この寒さのために機内の水分がガラス回りの金属部分で結露し、一部は氷になっているのだった。これにはさすがに驚いた。どうりで寒いわけだ。
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