都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

Oxford市内 3

1993-03-03 | イギリス 

1993 Europe日記
1993.3.3(Wed)

Blackwell's Bookshop

 いろいろまちなかを巡って疲れたので、Cafeに立ち寄る。チョコレートケーキとコーヒーを頼んだら、日本で出てくるサイズの倍以上ある巨大なケーキが出てきて驚く。またその味がやたらに甘いだけで辟易する。こんなに甘いだけのケーキをよくパクパク食べてるな・・・。

Magdalen St.
St Mary Magdalen's Church   Wikipedia En

 St Mary Magdalen's Church(聖マグダラのマリア教会)は1194年に建てられたもので、1841~42年に内陣と北側の側廊が付加されたのだそうだ。塔がいつのものかはWikiでは分からなかった。時期的にはロマネスクか初期ゴシックの頃の建物になるのだろうが、増築はもう新古典主義の時代でネオゴシックとかになる。こういう建物はどの様式と言ったらよいのか、西洋建築史系の細かいことはちゃんと習っておらず、外観からそういうことを判別する知識も能力も持たないので、こういうのはお手上げ。

 それから、この写真ではよくわからないが、教会の建物の周囲には墓石が並んでいて小さな墓地になっている。日本の寺院だと墓地はお寺の裏側とか塀で囲われた別の場所にあることが多いが、ヨーロッパのキリスト教の教会では、聖堂のすぐわきの道路に面した、フェンスで囲われただけの場所に墓地が普通にあることがときどきある。死者に対する考え方の違いということなのかもしれないが、商業地系の通りの片隅に墓地があるのは、日本人的にはちょっと驚き、違和感のあるものだ。

Cornmarket St.
St Michael at the North Gate  Wikipedia En

 St Michael at the North Gate(北門の聖ミカエル教会)は、1000~1050年頃に建設されたオックスフォード最古の教会だという。塔は1040年頃のもの。また翼廊は大幅に後の1833年に増設されたものだそうだ。

 写真奥には上写真のSt Mary Magdalen's Churchの姿も見えている。日本にはキリスト教の教会はあまり多くないので、教会の塔が同じ通りに二つも並ぶことはまずない。だからそういうこともちょっと不思議な感じに見える。ただ考えてみれば日本でも寺町とかいってお寺がやたらたくさんある場所もあるので、キリスト教徒の多い国で教会があちこちにあるのはぜんぜん変ではないのだが・・・。

Castle Mill Stream   Wikipedia En

 オックスフォードは日帰り半日の予定だったため、慌ただしく駅へ戻ることにする。市街と駅の間にはCastle Mill Streamというテムズ川の支流がゆったり流れていた。この川は舟運にも使われていたようだ。

ヨーロッパ旅行記 1993.2.28〜3.21
Google Map 1993.03 Europe

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#街並み 海外  #海・川・池 
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