駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

まさかということはない

2016年08月08日 | スポーツ

       

 リオオリンピックでフェンシングの太田と卓球の石川が初戦で敗れた。石川まさかの初戦敗退のまさかには、違和感を感じる。記者の決まり文句なのだろうが、手垢がついた表現で黴臭い。勝負の厳しさそして危うさを十分に伝えていない、選手への配慮も欠ける。本当に残念だが、まさかは不適当だと思う。ではなんと言えば、それを考えるのが記者の仕事だ。煽って手軽に落胆挫折する報道はメダルにほど遠い。

 真剣勝負では一瞬の隙が、取り返せない不利を招く。特に最初の一歩が肝心で、浮足立つと取り返せない遅れが生じる。勝利の女神には前髪しかない。

 イチローがMLB三千本安打を達成した。凄い男だ。なぜどうしてどうやって、MLBだからできたと書かせていただこう。 

PS 初戦で敗れたウイリアムス姉妹の言葉をネットから拝借し添付します。

 姉妹はこれまで、シドニー五輪、北京五輪、ロンドン五輪の3大会にペアで出場し、すべて金メダルを獲得。15試合を戦って一度も負けていなかったが、この日はルーシー・サファロワ(Lucie Safarova)とバーバラ・ストリコヴァ(Barbora Strycova)の経験豊富なチェコのペアに3-6、4-6で敗れ、五輪のダブルスで初めて敗戦を味わった。

 それでもセレーナは、「こういうこともある。私たちは国を代表して戦うチャンスをもらい、そこで精一杯プレーした。すごく楽しい時間だった」とコメントした。

「最悪だなんて言うつもりはない。とても楽しかったし、こういう瞬間や、こういう試合の思い出はずっと心に残る。結局のところ、それが一番大切だと思う」

「私たちは五輪ダブルスの金メダルや、四大大会(グランドスラム)のタイトルをたくさん取ってきた。それだけで素晴らしいこと」

 姉のヴィーナスは、セレーナと2人で、8月末に開幕する全米オープン(US Open Tennis Championships 2016)に気持ちを切り替えると話した。

「私たちの最高の日ではなかった。もっと勝ち進むことができれば良かったけれど、すごく強い相手と当たってしまった。彼女たちには頑張ってほしい。私たちは全米オープンに向けて準備する」

 ヴィーナスは前日の女子シングルス1回戦でも、ウイルス感染と腹痛に苦しめられて敗れていた。一方、ロンドン五輪でシングルスとダブルスの2冠を達成したセレーナは、早い時間に行われた女子シングルス1回戦でダリア・ガブリロワ(Daria Gavrilova、オーストラリア)に勝利し、連覇に前進している。

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