駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

是々非々と大同小異

2017年10月02日 | 小考

  

 十月になった。神無し月と言われると毎月のことのような気がする。今朝は雲っているが、日本の政党も分裂内紛で雲行きが怪しい。

 権力の磁力は強いから自民党は何とか一つにまとまっているが、内容は均一ではない。清く正しく貧しい人こそ居ないようだが多種多様な議員の集合体で、権力の魅力で纏まっているように見える。公明党にしても相当自民党と主張は違うようだが、権力がなくては何もできないと中異を捨てて権力側に付いているのが本当の所だろう。

 希望とはよく名付けた、正体を現さない主演女優で、評判ほどではなく、どうも**賞は逃しそうだ。

 民進党主についての心配、杞憂では済まなかった。前原さんは非力で立ち往生している。

 是々非々と息巻いている本家本元がおられる。なんだか格好良さそうだが、唯我独尊にも聞こえる。公明党よりも自民党に近いように見えるが、合流しないのは公明党が居てキャスティングボードを握れないからかもしれない。

 ぶれないという点では日本共産党が一番のようだが、実は少しづつ変わってきている。いつも立派なことを言われ、並の人間には息苦しい。

 こうしたことを書くと怪しからんと異論反論もあると思う。まあしかし、中原に鹿を追う人達をちょっと離れて観測するとそう見える。

 今は二十一世紀、しかも十月で神様も不在のことだし、折角主権在民の幸運に恵まれているので、喧しい雑音の中耳を澄まして自分の考えに近い党に政策本位で投票したい。しかしまだ何が一体どうなるのか、政界は流動的だ。五里霧中、霧が晴れて何が見えてくるだろうか?!。尤も、投票日までに晴れるかどうかもわからない。

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