駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

君知るや、数共謀力

2017年05月20日 | 小考

               

 テロ等準備罪の採決強行は、自民党と維新界の用意周到な「共謀」を基に進められた。さすが共同謀議罪を強行採決する党の共謀力は凄い。

 強大な国家権力を縛るものは憲法しかなく抵抗できるのは野党とジャーナリズムしかない。しかるに国家権力に擦り寄る野党やジャーナリズムも多い。保守であれリベラルであれ、時の権力に立ち向かい都合の悪い事実や意見を伝えるのが野党とジャーナリズムの仕事のはずだが、どうもそうではないようだ。

 どうしてこういうことが起きるかと言えば、その理由の一つに近親憎悪にあると思う。野党同士やジャーナリズム同士はしばしばものすごく仲が悪い。権力や与党を利してまで足を引っ張り合う。維新の民主嫌いは過ぎている。

 民主主義の形では数の力が絶対で、どういうものか権力者は数集めに長けている。ほとんどの人はテロ等準備罪の中身や何が問題かに通じていない。安倍式改憲のどこが問題かも理解していない。テロが起きたら困るじゃないか、自衛隊を認知しなくては可哀想申し訳ないじゃないかと言われれば、そうだなあと思ってしまう。私もそれだけを取り上げられればそうだなあと思う。

 テロ等準備罪の副作用や安倍式改憲の不合理さを説明するには最低数百語は必要だし、ちょっと考えないと理解できない。下手に一言で批判すれば蓮舫の金切り声と本筋と関係のない批判で虚仮にされてしまう。どうも野党は悪知恵で負けているようだ。悪知恵も知恵か難しいところだが、この世では週刊勝ち馬が売れ筋のようだ。

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