駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

わからん、本音と建て前?

2016年10月29日 | 世界

        

 日本が核兵器禁止条約制定に反対というのはどういうことか、よく分からない。アメリカの核の傘に入っているので、その防護機能が失われては困るということなのだろうか。果たして核の傘は何処まで本物だろう、内向きのアメリが本当に血を流して日本を守ってくれるだろうか、怪しいものだ。どうも核の傘というのは国内向けの説明という側面も大きいと思われる。首脳陣は広島や長崎では核廃絶を口にするけれども、本音は武力には武力で対抗する考えで、持てるものなら核兵器を準備し、力強い外交で国益を守りたいと考えているのではと推測する。

 以心伝心かマスコミの取り扱いは小さい。外務大臣は反対は戦略的なものと説明しているが、せめて棄権すれば良かったと思う。狡いようだけれども被爆国としては細い筋でも筋を通すべきだったと思う。これから岸田外務大臣が核なき世界をと言っても胡散臭い目で見られるようになる。

 悪い奴には核使用もやむを得ないと睨めば、異悪者扱いされた側はお前こそ悪だと反発するのが歴史の教えるところで、危うい均衡はしばしば頭に血が上った人物によって崩されてきた。今までは紆余曲折栄枯盛衰はあってもネバーエンディングストリーだったのだが、核を使い出すとストーリーは違ってくる。

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