駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

果たして景気は良いのか悪いのか

2017年10月09日 | 世の中

        

 昨日今日と好天に恵まれ、休日らしい休日を過ごせて有り難い。昨日は山側へ二時間ほどのドライブに出かけたが、今日は遠出をせず、本の整理ぐらいで特別なことをせずのんびりしたい。

 国民の一番の関心は経済であると言われる。実際そのようなのだが、経済学の知識のない人間は経済を景気という感覚で捉えられていると思われる。景気の善し悪しは政府の発表する指数と庶民の実感とで食い違う。その乖離は一部大企業と数多い零細企業の経営状況の差やITやAIの進歩による産業構造の変化などに由来するものだろう(私は経済の専門家ではないので間違っているかもしれない)。庶民の景気の実感は毎年何千人もの患者さんを診ているので把握できている。

 患者さんの職種によって言われることは違うが、平均すればまあまあ何とかという人が多い。私の実感では今の状況で、最長の好景気などと言われると、正直一体景気が悪くなったらどうなるのだろうかと心配になる。市街地を歩けばシャッターが降りた店が何軒もあり、住宅地を歩けば雑草の生えた空き地があちこちに出現している。東京大阪はいざ知らず、地方には好景気の実感は乏しい。

 アベノミクスがうまくいっているか否かは安部さんと野党党首では全く見解が違い、まるで水掛け論を聞いているようだ。安倍首相に功罪長所短所色々あると思うが、とにかく敵愾心の強さには辟易すると申し上げておきたい。まあいずれにしても、庶民の実感としては景気はどうにか何とかというところだし、バラ色の明日を期待している人は殆ど居ないと診察室から報告したい。

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