駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

AIは人間を越えられるか

2017年09月11日 | 小考

 

 今朝は5,6分歩くと汗ばむ気温で21世紀の九月の陽気だった。九月に入ってしばらく涼し過ぎた、これが普通だろう。

 AIが人間の知能を越える時点をシンギュラリティ(技術的特異点)と表現し、あと二十五年くらいで到達するらしい。コンピューターは計算能力では半世紀以上前に人間を越え、つい最近コンピュータを利用したAIは知的ゲームとされる碁と将棋で人間を負かすようになった。普通に考えれば既に人間の知能を越えているように思える。事実、並みの人間の能力はすでに凌駕しているだろう。

 では一体何がどこが、まだ人間の能力に及ばないのだろうか?。私はコンピュータにもAIにも詳しいわけではなく、並みの知識理解しかないが、AIは中々人間の愚かさには追い付けないのではないだろうかと思っている。誤解や非難を承知で書けば21世紀になり人間界では謙虚さを忘れた未熟で愚かな人物が威張り出していると感じている。小学生の時、校長先生が21世紀まで生きる君達と呼びかけてくれた。K先生、21世紀まで生きましたが、?とお答えしたくなる。

 果たしてコンピュータは民主主義を生み出すことができるだろうか、これは純粋理系では答えにくい難しい質問だろうが専門家に聞いてみたい。尤もホーキングはシンギュラリティを越えればAIが暴走し、人間を支配したり、地球の生物を破滅させせたりすると予言している。残念ながらホーキングはその頃にはこの世に亡く、予言を当ててプレイボーイを手にすることはないだろう。

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