ありゃりゃサンポ

近現代の建築と一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域を徒歩で塗り潰す計画進行中。

小石川後楽園のひねらない紅葉2014

2014年11月30日 | 後楽園円月橋日記
紅葉は秋のごほうび。


オフィスから太陽に照らされる副都心のビル群を眺めながら午前中の仕事を大急ぎでやっつけてから
いつもの路上販売で買ったチキンタルタル弁当を左手に下げて散策です。


葉越しの光と池の反射がせつなくなるほどきれいでした。けれどそれが写真では全く伝わらなくて別の意味でせつない。


いつもは目立っている通天橋も紅葉の季節は木陰でひっそりと脇役に甘んじています。


右から歩いてきて観音堂に向かって登ってきたところ。




通天橋の上から。


いつもお弁当を食べる水田前のベンチは今日ははとバスの団体さんに占拠されていました。もうちょっと先へ行こう。


六義園では今の季節夜のライトアップが人気ですが、こちらでは自然のライトアップ。




大泉水の南の畔でお弁当を食べました。今日はズーミンたちも翡翠の撮影は諦めたのか誰もいません。

去年のここでの紅葉写真は12月9日でした。まだしばらくは見ごろが続くようです。



コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

椿山荘 森のオーロラ

2014年11月29日 | TOKIO散歩
今年もこれからあちこちでイルミネーションやライトアップを見ることになるんでしょう。嫌いじゃないス。
まずは会社にほど近い椿山荘から。

幽翠池という庭園の真ん中にある池を舞台にレーザー光線による光のショーが行われていると聞いて会社帰りに行ってきました。


庭園の築山は紅葉が真っ盛りです。18時のショーの開始までしばし夜の庭園を散策しました。


18時ちょい前に係りの人が登場してリモコンを操作。池の畔数か所から勢いよく噴き出たスモークが周辺に広がります。
そして18時きっかりに音楽が鳴り始めて「森のオーロラ」が始まります。








なかなかきれいでしたよ。観客もまだまだ少ないので見やすいです。これから年末に向けて混んでくる予想です。
でも、写真だとちょっと分かりにくいですね。珍しく動画撮って来たのでちょっとだけお見せします。


10分程度の短いショーです。これを23時まで30分おきにやるそうな。
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イエス 東京公演 2014/11/23

2014年11月28日 | ライブ・コンサート

イエスの2年ぶりの来日公演の初日に行ってきました。前回が2012年でしたからかなり続けて来日する印象です。
2012年の前は2003年。その前はどーんと遡って1992年でした。

40歳の若いボーカルを加えても平均年齢が60才超え。もうそろそろ南仏あたりの牧場でのんびりしたくなりそうな年齢のくせに
逆に昔より精力的な活動ぶり。世界を廻るライブ本数も多いし、豪華客船を使っての一週間のライブ満載の船旅とか、やたらに元気。
1970年代から自然食などに傾倒していたメンバー主体なのでそのころの健康志向の効果が今頃出ているのか。

開場は初めて行く東京ドームシティホール。水道橋の駅の上に数年前にできた比較的新しいホール。
座席は大半が地下に造られていて入場フロアが3階、そこから2階下がったフロアがアリーナです。私たちは2階バルコニーの前の方ですが
前後が短いホールなのでステージがとても近く感じます。家からも20分で行けるし便利。みんなここを使って欲しいです。

ライブの詳細に関しては既に詳細なレポートがあちこちにありますので割愛。アルバムの「危機」と「こわれもの」をレコードの曲順通りに全曲やるというプログラム。
ライブとして初めて生で聞く曲も3曲ほどあって興味深かったですが、それよりアルバムの曲順通りに、というのが新鮮でした。
40年も聞いているアルバムなのでCDを聞いていても曲の終わりには次の曲のイントロの印象が鳴り始めているのですが、まさにその通りに次の曲が始まる不思議感。

演奏に関しては概ね満足です。もともとボーカルとキーボードが近年加入か再加入のバッタもん。
ドラムだって40年近くメンバーだったとは言えども「危機」と「こわれもの」に関してはレコーディング時にはメンバーではなかったわけです。
そう考えると「録音時メンバーの混じった出来のいいコピーバンド」くらいにゆるく考えて「それでも来てくれてありがとう」という大らかな気持ちで見るべきです。
一部の人みたいにオリジナルとの違いをあーだこーだつつく気にはなれません。ジョン・アンダーソンが歌わない時点で頭を切り替えないといけないのです。

演奏で唯一耐え難かったのがシベリアンのハウのテンポのもたれ具合。他の曲は最高齢にも負けずにまずまずの奮闘ぶりだったのに、なぜにこの曲だけこうも遅くなる。
遅いと言えば同士のスライドギターの壮大なテーマなどもどんどん遅くなっちゃうんだけど、その長唄的なテンポ感がやはり67才ならではなのかなあ。
ジョン・デイヴィソンは歌は上手かったです。加入したての2年まえのライブよりかなり良かった。アンダーソンのコピーとしては世界最高です。

ということで、ほぼほぼ満足してライブを終えて会場であったセッション友達とミーツポートの2階のイタリアンでピザとビールで乾杯して帰りました。


今回の戦利品。写ってないけどTシャツはRさんのSサイズの別柄も買っています。なんかこのマークがついていると買わないとそんなような気がして、、、、。


おじゃいちゃんたちの雄姿。今のところ過去メンバー含む総勢17人のうちで亡くなられたのは初代ギターの方一人だけです。
どうかみんな体に気をつけてがんばって下さい。無理しないで。


コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

切腹最中

2014年11月27日 | 食べ物のはなし


同じ課のシニア社員Kさんが長らくの入院生活から無事に退院されました。
例によってお酒大好きで肝臓だか腎臓だかがよろしくなかった。

ご本人が快気祝いとして同僚のテーブルに配ったのがこちらの切腹最中。
創業大正元年、新橋にある和菓子屋「新正堂」さんの一品。
こちらのお店がある場所が浅野内匠頭が切腹をした田村家に所在を同じくすることから生まれたお菓子です。

Kさん的には「自分も腹を切ってきたから」ということできつめのシャレのつもりのようです。
ま、美味しくいただきましたが。

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鷲神社・米久・浅草寺 

2014年11月26日 | TOKIO散歩
11月22日(土曜日)浅草鷲神社で酉の市。酉の市は我が家では珍しくRさんが行くよと誘うイベントです。

巣鴨の大鳥神社が近くなので普段はそちらに行くのですが今年はそれらの総元締めの浅草まで足を伸ばしました。鷲神社と書いて読み方はこちらも「おおとりじんじゃ」。

すごい人出でした。お参りをする人は数百メートル前から列に並びます。最後尾からお詣りできるまで1時間は並ぶというのでさすがにその列に並ぶのはパス。

熊手の縁日を眺めながら先頭まで。行列に並ばなくても社務所でお札や小さな熊手を買うことはできます。「居酒屋ナウ」の提灯がナウい。

商談が成立した後の手締め。威勢の良さになんとなく幸せになります。

無事に熊手購入。行くときに目星をつけておいた老舗の米久本店(創業明治19年)ですき焼きを食べました。美味。

趣きのある玄関。階段が素敵。後ろに大太鼓があってお店に入るお客の数だけ「どんどん!」と叩かれます。左には狭い場所で華麗なステップですれ違う従業員の姿が。

買ったばかりなのか、それともこれから返しに行くところなのか。玄関の下足棚の上に大きな熊手が乗せられていました。

2階の右の方、赤い手すりの横で食べていました。私たちが食べ終わって出るころ、外には入店待ちの列ができていました。

花やしきの脇を通って浅草寺の方に戻ります。ブロック塀のすぐ横にコースターの線路。

周辺には「あえて」昭和レトロっぽい雰囲気のお店がたくさんありますが、この店はあえてではなくリアルに昭和っぽいまんま。

以下、ライトアップ中の浅草寺4枚。







ニッポンってほんと、絵になります。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自転車おいろなおし

2014年11月25日 | 自転車生活

自転車のリアキャリアに装着しているバッグ。数年間の仕様でへろへろになってしまったので(左)、新しいのを購入(右)
これ、まるで色違いのようですが、まったく同じ商品です。最初黒かったものが風雨にさらされてこんなに変わってしまうんですね。


バッグを新品に交換したら今度は合成皮革が擦り切れたサドルのボロさが際立ってしまったのでサドルも新しいのを買いました。
今度のは安くて座り心地がよくて、さらに「男性用」と銘打たれています。何が男性用かというと中央のくぼみ。この窪みが男子の股間を圧迫から守ってくれます。


装着終了。見違えるようになりました。今の車体も購入から早10年。全体的にはかなり年季が入って来ました。でも今のところ別に新しいのが欲しいという気持ちもないので
このままトラブルがなければ定年までこれに乗っちゃうかもしれません。こういうのって耐用年数とかあるのかな。内部で金属疲労とかおきてなければいいんだけど。


コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガラス建築ツアー by AGC studio 銀座コース

2014年11月24日 | 建築&土木見物

世界最大のガラスメーカーである旭硝子株式会社。京橋にAGC Studioというショールーム、セミナールームがあって様々なガラス製品を見たり
その機能を体感したりセミナーなどのイベントを通して企業とガラス製品の啓蒙を行っています。11月15日に開催された「ガラス建築ツアー」に参加しました。


最初は色とりどりのガラスの壁でできた会議室で説明を聞きます。「ガラス建築のミカタ」というパンフレットでガラスの種類や工法を学びガラス建築の見どころを知ります。


建てられるビルの前面がガラス張りというのが非常に多くありますが、あれらのガラスがいったいどのように支持されているのかを聞いているところ。


ショールームでDPG工法(ドットポイントグレージング工法)の説明を聞いているところ。1階の体感スペースで各種のガラスによる耐熱性の違い、防音性の違いなどを体験もしました。

30分少々でレクチャーを終えていよいよ銀座の街に出て行きます。ガラス建築ツアーは銀座コースと丸の内コースがあって今日は銀座コースです。
京橋から中央通りをずんずん行って8丁目で折り返して並木通りを中心に回って京橋に戻ってくるコースです。


この後ガラスのビルの写真と説明が続きますので一般の方はスキップして下さい。ポーラ銀座ビル。LED発光するポリカーボネートパネルが内部に組み込まれています。


ティファニー本店。外壁のさらに外側に貼られたパネルが独自の表面を彩ります。隈研吾さんの作品。


ブルガリ銀座タワー。ビルに巻きつく蛇の飾り物は季節ものだそうです。


デビアス銀座ビル。うねってます。基本設計は光井純とアソシエーツ建築設計事務所。


見学中の面々。やはり建築施工関係のプロの方が多いようです。旗を持ったAGCの人の後ろについて歩いて、急に立ち止まって全員でビルを見上げてはバシバシ写真を撮るので
一般の人や外人観光客が何かすごいことでもあるのかと思わず一緒に上を見てしまうのが面白かった。ちなみに説明は全部イヤフォンから聞こえてきて快適。


松屋銀座。古いビルの外側に新しくガラスを貼って安価にリニューアルしています。


ヤマハ銀座ビル。2010年に新しくなったヤマハ。ランダムに貼られた金色に見える部分は金箔合わせガラス。金沢の金箔職人が金箔を撒いています。


銀座ヤマハ。内側から見るとこうなっています。柱もフレームもなく斜めに張り巡らされたワイヤーの交差部分にメタルポイント工法の支持金具が取り付けられています。


ワイヤーはそれぞれ9トンの力で引っ張られています。押しても弾いても動きません。上のガラスに金粉がまぶされているのが見えます。


ロイヤルクリスタル銀座。面取りをしたようなパターンが個性的です。もちろん正面と法面のガラスは別々のものです。


あと20個くらい見ているのですがキリがないのでこれで最後。ミキモト銀座ビル。伊東豊雄。外壁は溶接された鋼鈑でそれ自体が構造となっています。船舶と同じ造り。

2時過ぎに歩きはじめて4時で終了。無料のイベントですが楽しかったです。今まで単純にガラスだ~と思っていたビルの窓やカーテンウォールですが、
これからはちょっと違う視点で材質や工法を気にすることになりそうです。


京橋で解散の後、大手町までブルックナーを聞きに。途中の道すがらさっそくこんなものが目に止まるようになりました。


コメント (6)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガテン系 柏や 全メニュー制覇達成

2014年11月23日 | 食べ物のはなし
いままでのはなし

ガテン系御用達の定食屋 柏や
ガテン系 柏や 全メニュー制覇への路


2月4月とご紹介していた会社の裏手にあるガテン系定食柏や。全メニュー制覇を目指して2月の初訪問から通うこと23回
ようやく最後のカキフライ定食を食べて完全制覇達成となりました。

実はリーチまで来たのは意外と早くて6月11日のアジフライカレーで。
残りひとつとなったカキフライはオフシーズンになり券売機のボタンが押せなくなっていました。食べる順番間違えたね。
でもまあその後も安くておいしいので月に2~3度は行って、メニューの二巡目をやったりしていました。

11月14日に豚キムチ丼を食べていて、カキフライのボタンが光っていることを発見。11月18日の午前11時半に行ってようやくカキフライとご対面となりました。


すごく大粒なカキフライが4つ。でもこの写真では大きさは分からないですよね。キャベツの中央にあるレモンが普通の大きさのレモンです。
その隣にあるトマトも至って普通の中くらいトマトです。そのどちらよりも一回り以上大きいという事からカキフライの大きさを想像して下さい。


衣が厚いのではなくて中身もぷりぷり。一口噛めば海のミルクがじゅわっと。おいしそうな断面なんだけどさすがに食べさしのアップはいかんかな。モザイクかけときましょう。

とても美味しかった。高級とんかつ店ならこの倍の値段はとられるよなと思いつつ、お店の人に「非常に美味しかった。この牡蠣は生ですよね?」念押しの質問をしたところ、
「あらよかった~、でもこれ冷凍よ、あ、さらっと言っちゃった~(てへぺろ)」とのこと。

え~、冷凍なんだ。じゃあ、なんで6月から11月まで出せないんだ? という当然の疑問をネットで解消。
業務用カキフライ、冷凍、賞味期限、などで調べて分かりました。冷凍のカキフライと言っても保存できる期間は様々です。
長い物は6か月くらいいいようですが、粒の大きないいものだと30日間とか想像以上に短い物もありました。

きっとここのはそういう保存期間の短い良い物を使うから夏は出せないんじゃないかな。そうだそうだ。きっとそう。
しかし冷凍だろうが何だろうが美味しければいいのです。私は。


コメント (6)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【謎】東京ドームシティの青いビニールプール

2014年11月22日 | TOKIO散歩
お昼を食べに東京ドームシティ方面へ。丸いミーツポートのビル前に自転車を止めてエスカレーター2つ乗り継いで上がったところにちょっとしたテラスがあります。
それほど人も多くなく、車道からも離れているので空気もきれい。道に面したスタバの外でコーヒーを飲むならここまで上がってくることをお勧めします。


11月13日木曜日のお昼頃。上がって見るといつもとまったく違う雰囲気。ベンチやテーブルが置いてあるスペースに大量の青い物体が並んでいます。


深さ1mほどのビニールのプール。これいったいなんなんでしょう。ホースを中に入れて水を溜めようと働いている男性が数人。


中にはもう水がいっぱいに入っているものもありました。これはいったい何の目的で??


この場所は冬になるとイルミネーションで飾りつけられます。水道橋から東京ドームや遊園地に繋がるコースなので、めいっぱいのロマンチックを電飾が演出します。
なのでこの時に想像していたのは、この水槽と水を使って何か新手のイルミネーションの準備をしているのではないかということ。煌めく水面みたいな。



ということで、別の日の夜に行ってきました。11月17日月曜日の18時ごろ。


イルミネーションはありました。でもあの時に見たビニールプールはひとつ残らず姿を消していました。あれえ~?

話はこれで終わりです。調べたんだけど答えが見つからなかった。本当にいったい何だったんでしょうか。防災訓練? まさかな。
答えを知っている方は是非コメントお願いします。
明日の夜、東京ドームシティホールでYesのライブに行くので、その前後にまたどうなっているか見て来ます。

コメント (7)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国定昭和記念公園2 紅葉じゃない編

2014年11月21日 | TOKIO散歩
昭和記念公園Part 2です。葉っぱ以外のいろんなもの。


毎度おなじみレインボー写真。皆さんも噴水を見たら必ず太陽を背にして虹を見つけよう。


銀杏並木ではライトアップのための準備が進んでいました。最初、何かの虫の卵に見えてドキッとしましたが大量のLED電球でした。
ちなみにライトアップってこんな感じになるらしいです。きれいなー。


園内を何本かの川が流れているので、橋もかなりたくさんあります。これはちょっとユニークなデザインのコンクリートアーチ+トラス橋。なかなか。


アジサイは枯れても花びらがついたままなんですよね。これがこの一帯に数百本ずらりです。趣きがあるようでもあり、不気味なようでもあり。


みんなの原っぱ。400m×400mくらい。無駄にでかいです。左の樹は「大ケヤキ」っていうんですが、人と比べないと道端の植栽程度に錯覚してしまいます。


どこかの中高生が大群で来ていました。どうやらこの後マラソン大会が行われる様子。校長先生のお話しとか諸注意とかラジオ体操とか。いろいろ思い出しました。


ハイコントラストなハイコントラストモノクロ撮影。こんなことしなくても影絵の背景のような眺めでした。


そういえば外苑前のバザーで銀杏染めとかいって黄色く染めた糸で織ったものを売っていました。色素がとれるんですね。


日本庭園ではお抹茶とお菓子をいただきました。これは「ゆずナントカ」という名前でしたがゆずの香りがするわけではありません。形だけ。


北西の「こどもの森」一帯はいろいろな遊具が作られていますが、基本がこのガウディテイスト。こういうツブツブが苦手の人っていますよね。


同じくこどもの森のベンチ。意外とアートとしても安っぽくなくて悪くないです。


こもれびの丘のあたりで急にクジャクが出てきてびっくり。野生です。逃げ足早くて写真が撮れなかったけどここにかすかに後ろ姿が。ホントにいたんだよ~。


昭和記念公園は総面積約150ヘクタール。東京都内で最大の公演です。都内ではかなり大きいと言われる代々木公園(54ha)の約3倍。東京ドームで36個分。(ピンと来ないな)
距離にすると南北、東西とも最大約2km。南東にある立川口から北西にある玉川上水口まで斜めに突っ切って、所要時間は徒歩で45分とMAPには記載されています。

開園が9時半。12時前にはには撮影を終えて仕事に戻りたかったので使える時間は2時間少々。
南のカナールで銀杏を撮って、北の日本庭園に行くと歩いている移動時間だけで1時間以上かかる計算です。とても間に合わない。
ということで3か所にサイクルセンターがあって自転車を貸し出しています。各ゾーンの外側を走るサイクリングコースで移動して自転車を駐輪場に置いてから
徒歩でゾーンの中を見て回る感じ。自転車だと徒歩15分の距離も3分程度で着いてしまうので大幅に時間が短縮できます。

西立川口~カナール~花木園~みんなの原っぱ~トンボの湿地~日本庭園~子どもの森~水鳥の池と園内の7割程度は回れたのは自転車のおかげ。
サイクリングコース自体もとてもきれいで快適なので、私としてはお勧めです。
上の写真ですごい量の自転車(これでも一部です)が見えますが、春と秋の休日にはすべて出払って、待ち時間が出るそうです。
以上昭和記念公園からでした。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国営昭和記念公園 黄葉&紅葉写真集

2014年11月20日 | TOKIO散歩
初めての昭和記念公園。
わざわざ公園だけが目的で1時間もかけて立川まで行くということがなかなか思いきれずにいましたが、Reeさんのブログに触発されて重い腰を上げました。
この時期の休日は相当の混雑になるということでしたので平日の朝狙いで。どうせ行くなら一番天気のいい日にしようと天気予報を見て19日に決定しました。

とりあえず説明なしで誰が見てもきれいと思える秋の樹木と光と空の写真を貼っていきます。



























自分らしい個性的な写真を撮りたいなといつも思っていますが、こういうところでは無理ですね。
ありきたりだけどきれいでしょ。いけません?って開き直っている私。それにしてもこうやって写真見てても太陽がまぶしい。
コメント (9)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上野公園と不忍池の秋

2014年11月19日 | TOKIO散歩

上野公園。いくつもの音楽ホール、いくつもの美術館と博物館、大道芸に桜。上野には好きなものがなんでもあります。動物園もあった。


写真を撮るには午前中か、そうでなければ夕方。12時から3時くらいの間の太陽は写真には向いていません。これはぎりぎりきれいな光の11時38分。


明るくてまぶしくてうれしい11月14日11時44分。


不忍池には手乗り雀がいました。


アップにするとこんな感じ。三羽くらいが一度に手に停まっていました。

Rさんがうちのベランダの雀を手乗りにさせようとこの半年くらい手にお米を載せて誘っていますが今のところ思いはかなわず。


不忍池の向こう側半分でボートに乗れるなんて知らなかった。


上野のお昼前。陽射しに包まれて幸せになれる小路です。右がボート池。左が蓮池。
国立西洋美術館に行った帰りの写真です。美術館の話はまた今度。


コメント (8)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きみどりみどり外苑前

2014年11月18日 | TOKIO散歩

11月17日の外苑前。まだまだこんな感じです。紅葉の進み具合と樹が立ってる場所に法則性は見いだせず。
てゆうか銀杏が黄色くなるのを「紅葉」って書くことに抵抗あり。「黄葉」って言葉ないのかな。あ、ありましたありました。銀杏は黄葉です。(漢字変換でも出た)


15日から銀杏祭りは始まっていて、お昼くらいでしたがそこそこの人出。ここでもやはり多いのはスマホに自撮り用の長い棒をつけて撮影しまくるアジアの旅行客たち。


絵画館前の広場には主に全国各地の飲食店が。御観兵榎方面には陶磁器や古物のお店が。去年こんな場所でやってたかなあ。食べ物方面と比べると閑散としています。


渋谷で打ち合わせ。中目黒で色校の戻しとお仕事をすませて帰りにまたここを通ります。
青山通りから絵画館方向を写した写真なのですが、行に写した最初の1枚(絵画館前から青山通り方面と写真の構図がまったく同じで後で見てちょっとびっくり。
誰がとってもここではこうなる、ということもあるんでしょうが、それでもやっぱり趣味って出るんだな。

次に来るときはきっと真っ黄色でしょう。
コメント (6)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京大学弥生講堂アネックス 双曲放物線面をもつ殻構造

2014年11月17日 | キャンパス建築巡り

2014年5月19日に東京大学に行った時に撮影した1枚。この時は弥生キャンパスのフォリーという日記を書きました。
その時に門に近い林の奥にあるこの建物も大変気になって何枚も写真を撮ったのですが、結局お蔵入りしていました。面白いんだけど外見だけではインパクトに欠ける。

半年後の今週、夕方に久しぶりに弥生キャンパスに入って見ましたら、なんと中に明かりがついて何やらやっている。

ホールにパネルをたくさん立ててゼミの研究発表会のようなことが行われているようでした。左手にある扉も大きく開かれている。これは中に入れるのではないか?


入って来ました。こういう時、教授っぽい私の風貌は怪しまれないので便利です。まあそれはそれとしてどうでしょう、この美しい曲面。


この建物には柱がありません。ガラスの開口部を三角形に形作っているフレームがありますが、これはあくまでも壁から屋根に繋がる曲面を支える物で真の構造ではありません。
建物自体はあくまでも連結された曲面が担っています。


これはHPシェル(双曲線外殻構造)というもので「双曲放物線面をもつ殻構造となっており、壁面が柱の役目も兼ねる」んだそうです。ふむふむ。
この建物はそれを全部集成木材で作っているのがすごいみたい。これにくっついている隣の棟には「木質構造学研究室」って表札がありました。

HPシェルの作例で検索して出てきたのが目白のカテドラル大聖堂。あー、確かに。それから代々木第一体育館。あー、でもあれは吊り屋根だから構造ではないね。
佐世保にあるという弓張岳展望台。(↓)

おーすごい。そうそう。これを繋げたのが弥生講堂アネックスということか。


そういえば、この時講堂の中に展示されていたパネルですけど、全部英語で書かれていました。発表している人も周りで聞いてる人もだいたい日本人中心なのに
やっぱり今時日本語で論文書いてちゃダメなんでしょうね。がんばれ東大。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バンドネオンによるブルックナー交響曲《第8番》 小松亮太と26人

2014年11月16日 | ライブ・コンサート
バンドネオンでブルックナーの8番の交響曲を演奏する。こんな途方もなく意味の分からないイベントを最初にどこで知ったのか今となっては記憶もあいまいです。
タンゴ奏者がタンゴで使う楽器でなぜ交響曲を、それもブルックナーを、それも8番を。
わけのわからなさがあまりにたくさん重なって混乱がしましたが、まずはチケットを手に入れました。こんなの行く人がいるんだろうかと訝しがりながら。

開場はよみうり大手町ホール。今年の春に新しくなった読売新聞東京本社の中にある中型のホールです。
コンサートは17時からですが16時半から「プレトーク」があるということで早めに会場に入ると「当日券はありません」とのお知らせが。売り切れてるんだ!

小松亮太氏がステージで独りで語るプレトークで分かったことは、バンドネオン奏者がみんなタンゴだけが一番好きだという訳ではないということ。
小松さんは子供の頃にテレビ番組がきっかけてブルックナーの8番能交響曲を知り(最初は4楽章だけ)、それから長きにわたりこの曲を偏愛してきたという事。
どうしてもこの曲を演奏したかった。そのために非常な苦労をしてこの曲を学び、編曲をした。これをどのようにとらえられても構わない。ただ聞いて欲しい・・・・。


こちらが本日のステージ配置。(終演後のロビーのモニターの写真です) 手前からバンドネオン、マリンバ、雛壇にコーラス。

春先のチケット情報では
「楽器構成(予定):小松亮太ほかバンドネオン計6台、アコーディオン、チューバ、コントラバス、クラリネット、ギター、ヴィオラ、パーカッション、マリンバなど」
ということでしたが、実際にはコントラバス、ヴィオラはなし。クラはコントラバスクラになっていました。


当日のプログラムから。4台のマリンバとギター(エレアコとフェンダーのツイードアンプ)、そして一番のびっくりは男女3人ずつの「コーラス」でした。コーラス!?!?

頭の中を不安と期待でいっぱいにして臨んだコンサートですが、とにかく素晴らしいものでした。80分間手に汗握りながら音の洪水に浸りました。
非常に長い間、小松亮太が夢に描いていた一夜限りの演奏会でしたが、その内容も観客の拍手の響きからも「大成功」と言ってよいかと思います。祝福を送りたい。
以下、ランダムに思ったことを。

・実際のオケのから考えれば1/4にも満たない小さなオケですが、それでも30人近いオーケストラでこの複雑にテンポが変わる曲が指揮者なし。
 一段高い台の上に小松氏がいて弾き振りをします。アンサンブルをするという点では無謀かもしれませんが逆にオケの緊張と集中は高まるという面もあります。
・グループとしてはバンドネオン隊、マリンバ隊、コーラス隊、それに低音管楽器とティンパニとギター。編曲は極めて自由度が高く、どの楽器が原曲のどのパートという
 しばりが緩やかです。例えばコーラス隊は金管楽器でもあり、独奏木管管楽器でもあり、弦楽器でもあり。
・マリンバの活躍がすごいです。ブルックナーの特徴である弦楽器のトレモロからこちらもありとあらゆるパートが割り振られます。
・マリンバ奏者は4人ですが二人の女性奏者が赤い服と青い服で1台のマリンバと格闘するシーンが絵的にすばらしかった。まるで決まった振りつけのダンスのようで。
・活躍といえばハーモニカ奏者へのメロディの割り振りも尋常でなく多かった。同じリード楽器なんだからアコーディオンかバンドネオンにまかせればよいような
 ややこしい旋律をたった一人で悪戦苦闘しながら吹きまくっていました。ブラボーだよ。
・ギターはフルサイズのエレアコをジャズっぽいクリーンな音で、チェロバスやファゴットなどの音域を担当。3楽章以降はハープの役になるのですが
 これも難しかっただろうな。ちなみに通常のオケではハープ3台使います。
・非常に出番の多いソプラノのソロは圧巻でした。やはりどんな楽器より声の説得力が凄い。臨時記号の多すぎるブルックナーのメロディってこんなにも「歌」だったと再認識。
 アルトもいい場面がたくさんありました。今回の編曲では歌を取り込んだことでこの曲に新しい命を吹きこんだのだと断言できます。
・ティンパニだけはほぼ原曲のティンパニでした。やはりこれだけは身代わりがきかないか。4楽章でちょっとやらかしちゃいましたが、どんまいどんまい。
・バンドネオン6人はあえて言えば弦楽合奏主体です。タンゴで聞かせるような煌めく場面は少なくやや渋い扱い。逆にマリンバとコーラスの出番がが良すぎたか。
 小松氏のみしばしば目立つ美味しいフレーズで楽器の魅力の片鱗を見せていました。「バンドネオンによる」という表題にしては結果としてバンドネオンは裏方っぽかった。
 それは曲全体の構成を考えて小松氏が編曲した結果なので、決して悪いという事ではありません。
・全体のバランスはPAがまとめていてステージ左右のスピーカーから良いバランスになっていました。この編成で生音だけではやはりバランスは取れないでしょう。
・熱い演奏でした。クラシック畑でないメンバー主体でこの曲をここまでまとめるのは並大抵のことではありません。その推進力となった小松氏の情熱が
 客席の奥にまで伝わり続ける80分でした。このような熱の伝わる演奏会はそうそう聞けるものではありません。同じ場所で体験できた幸運に感謝します。


私とブルハチのこと。ブルックナーの8番は1980年にジュネス・ミュジカル・シンフォニーオーケストラという都内の各大学から集まったメンバーで一度演奏したことがあります。
10月から12月の本番までのすべての日曜日を使ってNHKの放送センターで練習したのですが、20歳の私には最初この曲がまったく理解できずに辛い日々でした。難しいし。
それが回を重ねて本番が近付くにつれて、この曲がだんだん「天国から降りそそぐ音楽」に思えてきてしまうという変化がありました。今でも思い入れの多い曲です。

書棚を探して当時の楽譜を見つけました。このあたり。自分が弾きながら魂だけが空に浮き上がって行くように感じていました。気分はフランダースの犬の最終回。

34年前に使った楽譜です。指揮者は尾高忠明氏。、その時はまだ33歳のワカゾー(笑)でした。私はもっとワカゾーでしたが。楽しかったな。




コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする