ありゃりゃサンポ

近現代の建築と一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域を徒歩で塗り潰す計画進行中。

メサイアへの道:初めての合唱の練習

2016年10月04日 | ヘンデルのメサイア

埼京線の渋谷駅から工事真っ盛りの構内を抜けて連絡通路でヒカリエに渡る。工事の進捗で来るたびにここまでのコースも微妙に変えられていますす。
工事のとりあえずの完成はだいたい10年後。いったいどうなっているんでしょう。渋谷も私も。

日曜日の午後。ヒカリエから金王坂を上って246を母校まで。これからこの銀杏が順次色づいていくのを見るのは楽しみです。

今日は初めての合唱団としての練習。合唱指導者の陽気で暑がりな大塚先生に初お目見えです。ピアノと歌だけでどうなることか。
メサイアは第一部から第三部までの3つに分かれますが、今日は第一部だけを練習します。合唱の練習はほとんど生まれて初めてに近いので興味津々。

テンポを定める、音譜のタテを合わせる、ハーモニーを作る、フレージングをそろえる、デュナーミクをつける、ここら辺はオケと同じ。
合唱はこれに加えて声の出し方と歌詞の発音についての指導が加わります。歌うことは好きなので普段から声は出しますが、合唱用の声ってどうやって出すのかわからない。
指導では「口蓋」とか「舌」という今まであまり意識して使ったことのなかった部位の活用法が指導されますが、なかなか理解は難しいです。面白い。
男声はやっぱり女性の1/4もおらず、バランスとしては今のところどうしようもない感じ。
テナーに一人、バスに一人まるでソリストのように大きな声が出る人がいました。しかもメサイアは完全に歌いこなれているようで頼もしい。
なのでとりあえずは聞こえてくるその声に合わせたり、真似たりしながら覚えていない部分をおさらいして行きました。


休憩時間に西日の当たるロビーで「できねーよー」とかしゃべったりするのも懐かしく。この時後ろから「またブログ用の写真とか撮ってるし」という声が聞えました。

この部屋はオケの練習場所らしく、譜面台がたくさんありました。昔みたいにウィットナーの折り畳みのではなく、完成した譜面台はスーパーのカーゴのように詰めて置かれます。
譜面台を組み立てたり畳んだりする時間が短縮できてイイね!ここにも時代を感じました。

3時間の練習が終わって17時。前回はこのまま個人宅になだれこみましたが、今日は日曜日と言う事もあり表門前で解散。表参道組と渋谷組の左右に分かれていくのもなつかしや。
コメント
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