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村田諒太はエンダムに2-1判定負け

2017年05月20日 | ボクシング
5月20日 東京・有明コロシアム
プロボクシングWBAミドル級王座決定戦

アッサン・エンダム(仏) 判定12R 村田諒太(帝拳)

2012年ロンドン五輪金メダリストの村田諒太は、ダウンを
奪いながらも1位で暫定王者のエンダムに1-2の判定で敗れ、
初の世界戦でタイトルを獲得できなかった。
 
採点は、117―110、111―116、112―115。
村田はプロ転向後初黒星。

世界的に最も層が厚いと言われ、強豪がひしめくミドル級。
同階級で世界王者になった日本選手は過去に1995年に奪取
した竹原慎二氏のみ。



村田は狙い通り、序盤はガードを固め相手の出方をうかがった。
3Rに右一発で威力を見せ、プレスを掛けた。

エンダムは予想以上に固いガードに戸惑ったのか、自らのパンチに
体重が乗らない。

最大の見せ場は4回。
村田の圧力に耐えかねたように放ったエンダムの右に村田の右
ストレートがカウンターとなって相手のアゴにヒット!

ほぼ顔面ダイヴの元世界王者!一気に会場が盛り上がる。
ここは立ち上がったエンダム、評判通りの回復力を見せる。

膝にダメージが残りつつ、第5Rには連打を仕掛けるエンダム。
村田も応戦したが手数で劣った。

その後も村田は右をヒットさせ、エンダムを腰砕けにさせたが
元王者はロープに助けられてダウンを間逃れる。

エンダムはジャブと足を使った「アリ・ボクシング」でポイント
稼ぎに出たが、有効打の差で村田有利と思われた。

最終回まで村田が浴びたのは、ほとんどがガードの上から。
「効いたパンチは一つもなかった」と村田。

ただし、村田もダウンを追加出来ず。
ラスト3ラウンドはお互い有効打が少なく、エンダムに流れても
不思議ではない展開。

ダメージを与えたラウンド以外はエンダムと見做せば、小差に
なると思えた。

しかし、それでも村田勝利と見たのだが・・・結果はエンダム。
逆地元判定ってパターンか。
ただし、空前絶後の不当判定とも思えない…。

それは、また後日。


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