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「初音ミク Sings “手塚治虫と冨田勲の音楽”」が9月発売

2017年07月17日 | 邦楽
昨年逝去した作曲家・冨田勲先生が手掛けた手塚アニメ曲を
初音ミクが歌うCDが発売される。

「リボンの騎士」や「ジャングル大帝」など、故・手塚治虫
先生のアニメ音楽を冨田先生が作曲していたのは有名だが。

それらの楽曲が初音ミクが生演奏に載せて歌うコラボCDが
企画された。
「初音ミク Sings “手塚治虫と冨田勲の音楽を生演奏で”」。
日本コロムビアより2017年9月6日に発売予定。



タイトル通り生楽器によるバック演奏に合わせて、初音ミクや
重音テトなどバーチャル・シンガーの歌声が乗り、時にリアル
シンガーとのデュエットなども展開する内容となっている模様。

手塚先生の生誕90周年に当たる今年は、冨田先生も生誕85周年。
さらに、初音ミクの歌声合成ソフトウェア発売から10周年。
そうした事を記念して始まった特別企画と言えるでしょう。



1960~70年代にテレビ放映された手塚アニメのために冨田先生が
作った名曲が初音ミクによって歌われ、さらに曲紹介やゲストを
招いたトークも収録されるそうな。

こちらでは初音ミクが語り手として演技し、音源化されるのは
史上初の試みとの事。

「史上初」的なモノが好きだった印象ある手塚・冨田の両先生、
きっと喜んでおられるでしょう。

CDでは通常版(3000円)に加え、別イラストのジャケットと
コラボ・イラスト使用の缶バッジが封入される「初回限定盤」
(4800円)も発売されるとの事。

さらに、サウンド・プロデュースはジャズ界の大御所でピアニスト
でもある佐藤允彦氏が担当。
手塚アニメ映画「ユニコ」の音楽を手がけた人だけにファンも安心
して待つ事が出来るでしょう。



さらにトーク部分を含めた全体のストーリー構成は、テレビアニメ
「リボンの騎士」の脚本を手掛けた辻真先さん!

ミクさん、またも大物との仕事をGETされてます。

辻真先先生は手塚・冨田の両巨頭と交流あり、当時のエピソード等を
織り交ぜながらストーリーを展開される模様。

これは期待持てますなぁ。

なお、これに先駆けて宝塚の手塚治虫記念館では記念展が催されて
おり、その名も「初音ミク×手塚治虫展 ~冨田勲が繋いだ世界~」。

ミクさんがサファイア姫の格好してたりのイラストが展示されてる
そうです。



「イーハトーヴ」公演のアンコールで登場したミクさんのサファイア姫。
それを見た手塚先生の娘さん=るみ子さんは涙を流して感動されたと
いいますが、その辺から「冨田×ミク×手塚」は始まってたんですよね。

「ドクター・コッペリウス」でも売店には「手塚絵のミクさん」の
Tシャツが並んでおり、私は買わずにはおれませんでしたよ。



宝塚にも行きたいけど、さすがに遠くてムリ…。
※一度は訪れたいんですけどねぇ。

暫くは録画した「イーハトーヴ交響曲」のBS映像や、Drコッペリウスで
購入したミク版サファイア姫Tシャツを眺めていたいと思います。

少なくとも「初音ミク Sings “手塚治虫と冨田勲の音楽”」CD発売までは…。