川端誠司ブログへようこそ

シンガーソングライターです。オセロが趣味でユーチューブで選手宣誓の場面を見れます。川端三段と打ち込んでください。

影田と誕生日談義その2

2017-12-01 20:30:00 | 囲碁
「ところで川端さん、碁の方はどんなですか?」と影田

「11月に、大沢4段を囲む碁会が大宮であって
オレは大沢4段に3子で勝ったぜ。最後まで打って黒12目勝ちだった。」と川端
「3面打ちが2回で6人のアマチュアが挑戦した。」
「5人が3子局での挑戦、1人が4子局での挑戦だったが勝ったのは
自分だけだ。」と川端

「ほんとですか!おめでとうございます。やりましたね!」と影田
「ありがとうございます!」と川端
「で大沢4段とは何度目の対戦ですか。」と影田
「自分は3子でずっと打ってきてるんだけど、たしか4局目か5局目だよ。
今までずっと全敗だった。」
「全局最後まで打てずに中押し負けだよ。内容も悪かったしな。」と川端

「今回は何が違ったんですか。」と影田
「何だろうね。途中で大沢さんに錯覚があったのは事実だが、
それまでは黒の方が流れがよかったからな。」と川端
「大事なことは、相手がプロなわけだからいきなりのケンカは
ダメということ。とにかく強い人と打つときは黒は自分の弱い石を作らないこと。
それにつきる。弱い石ができてしまったらそれを逃げなきゃいけないからな。
そうなったら勝敗を争うどころではない。」と川端

「例えていえばボクシングの呼吸が大事かもしれないな。」と川端
「といいますと?」と影田
「打ったらすぐガードをすること。」
「何発か打ったとしても打ち終わりですぐガードに転じる。それが
ボクシングの呼吸だろう。囲碁もそんな感じじゃないかと思って。」
「黒が白を攻めて少し儲かったと思ったら、そこで相手に、
つまり白に手を渡す。」と川端

「この、相手に手を渡す、という感覚がなかなか囲碁のアマチュアには
ない感覚なんだよ。」
「戦って少し儲かったと思ったら、そこでいったん戦いをやめて
様子を見るんだ。そこで相手が次何をやってくるか、どこに打ってくるか、
をじっくり見極める。それが大事だと思う。」

「囲碁というゲームも案外手を渡されると困るんだなあ。」
「どこに打っていいかわからない、ということはよくある。
悪けりゃなおさらだ。」と川端

「どこに打ったらいいかわからないということはだよ。
それまでの自分の石運びに明確なプランがないということなんだ。」
「ただ何となく打ってるだけで、プロに3子で勝てるわけがない。」
と川端は続けた。
「今回はたまたまうまくいっただけかもしれないが、やっぱり
初勝利だからな。うれしいよ。」
「実は対局前に自分は丁度1週間後が誕生日で60になるって大沢さんに言ったんだよ。
それで自分が勝って、碁会のあとの打ち上げで大沢さんから、『勝っていい誕生日のお祝いに
なりましたね。』という言葉をもらったんだ。うれしかったですね。」と川端
「なるほど。そういうこともありましたか。」と影田

「対局はただ勝敗を争うだけではない。自分の人生の記念日目前にプロ棋士と対局をする。
プロ棋士もそれを知ったうえで受けて立つ。結果がどうこうではない。
お互いに勝って得るものもあるし、負けて得るものもあるわけだから。」と川端

「確かにそうですね。とにかくお疲れ様でした!」と影田が返した。
(注:大沢4段は大沢奈留美日本棋院プロ棋士4段のこと。)
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