グラニュレーションって言葉だけ聞くと難しそうです。
調べてみても、絵具に関わる記事より他が多く出てきますが、「粒状化」って事だそうで、実は水彩画では身近な現象です。
急に何の話??
と思ったあなたも見たことあると思います。
水彩画を制作していると
こんな状態になったことありますよね?
画像のようにコバルト系を塗った時によく遭遇します。
これが、「グラニュレーション(粒状化)」現象です。
紙の凸凹の影響を受け顔料が不均一に集まり斑模様に定着しザラザラに見え、厄介に感じることもあるのではないでしょうか?
水の量や塗り方、紙を選べば抑えることはできるそうですが、完全に排除するのは無理なんだとか・・・。
「ピタッとした青が欲しい時にこうなってしまうと困りますが、油絵具やアクリルでは出にくい現象です。さらに、紙肌を表現するのに最も適した現象かもしれません。水彩特有の表現として使いこなしたいですね。」
と、画材研究講習会の守田先生からのアドバイスでした。
教材サンプル
上の元画像は何かというと、
◇画材研究講習会-透明水彩絵具- 講師:守田篤博先生◇
3月23日(月) 桜Ⅰ 教室内にて座学
4月13日(月) 桜Ⅱ 新宿御苑にて現場スケッチ *雨天時日程が変更になります*
講座の資料です。桜の表現を簡単に説明する際に使う、塗り見本として守田先生が制作したものです。
守田流は、わかり易さが基本。白(ピンク?)の様に、明るく色の薄い桜の花をどう表現するかをわかりやすく指導するため準備にも抜かりなさそうです。
「桜、難しそう・・・」と不安を感じている方も安心。
話題がそれてしまいました。
それにしても、日頃から絵や絵具の側で仕事をしていてもこのように絵の奥深さを感じ興味が付きません。
さらに、「ステイニング」・・・
これは・・・また今度にしましょう。
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(大統領)