SAKURA Artsalon Tokyo

株式会社サクラクレパス主催の絵画教室です。

屏風としてここまで出来てきました!

2016年10月22日 | アートサロン東京よりお知らせ

ニュースサイトを眺めていて

「葛飾北斎の作品と判明。・・・」の見出しに、思わず Click か tap! をした人も少なく無いと思います。

 

北斎の肉筆画が発見され、しかも、西洋画の特徴を取り入れて描かれている、と説明されてます。記事と一緒に写真が掲載されてます。

遠近法に則った風景画は、「これ、北斎なの?」ってなること間違い無し。

日本の文化や感覚が「ジャポニズム」として、西洋に影響を与え絵画にも刺激となった事は色々と取り上げられてますが、その逆もあり、こうやって発見されるのは何となく珍しい事のように感じますが、どうなんでしょうか・・・?

 

さて、今日は 「土曜日本画」講座 藤島墨久先生 の教室にお邪魔しました。

 

そうです。あの屏風制作が進んでいるのが気になって・・・。

ここまで仕上がってます。って言うか、もう完成?

な位の完成度。

 

裏の紙蝶番の部分です。バッチリです。

 

ですが、まだ木枠(額のようなもの)の取り付けはせず、なにやら青い細長い紙を切ってます。

 

その理由は

この白い部分の隙間を埋めるため。屏風に作品を張り替える際に出来てしまうこの隙間を、あの青い紙で塞いでいくのだそうです。

ここは、通常見えにくい部分なので気にしなければなんてこと無いのですが、拘り抜いてここまで来たので、妥協できないとの事。

 

そして

こうなります。

もう、言われないと気が付きもしない細かな部分ですね。

 

そんな、高度技術が必要な事でも、藤島先生がしっかりサポートしてくれます。

だからこれも、屏風加工予定の作品。

 

でも、そんな高度な加工をしなくても、シンプルに日本画を楽しんでもOK。

こちらは、普通に平面の制作です。

むら無く真っ黒になっているのが、じつは高度なんですが・・・。さて、何が描かれるのでしょうか!

楽しみです。

 

 

そして、そしてお知らせです。

日本画の技術・技法の指導なら、なんでもOK!!な藤島先生の

案内申込書表示

絹本彩色 -けんぽんさいしき-  11月6日(日) 10:00~16:00 途中お昼休み1時間有◆

絹に岩絵具で描く、日本画制作を実践します。

知っている人ほど、「難しい!」と引いてしまいそうな内容ですが、先生の用意した下絵を元に描きます。

デッサンや構成など、難しい部分をひとっ飛びし、絹本の描き心地や、裏彩色など特徴的な部分を集中的に体験して頂きます。

勿論、「私はこれが描きたい」という題材が有れば、それに挑戦して頂けます。

岩絵具など画材を準備しておりますので、普段は他の画材で制作する方にも、ご参加いただけます。新しい刺激になること間違いありません。

通常講座同様に、技術的に難しいことでも、藤島先生が一つひとつ丁寧に説明しながら進めていくので安心してご参加ください。

 

 

講座のお申込み、問い合わせは

電話番号 03-3351-2321

FAX番号 03-3356-1450

メールアドレス artsalon-tokyo@craypas.co.jp

 

(大統領)


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