シルエットまたは 夭折の画家・楠目成照

2017-06-19 | 日記

       

昼下がりの時間。部屋の中に居て外光を感じる時、室内は暗い方がより外の光が鮮明になる。ブラインドを調整して室内を少し暗くしてみる。光と影のコントラストで、手前のオブジェに静謐感が出たようだが、どうだろう。そしてまた、古い『美術手帖』を開く。

ここに高畠達四郎 (1895-1976) のエッセイ「楠目とペーラシェーズ」が掲載されていて、寡聞にして僕の今までに聞いたこともない楠目成照 (くすめしげてる) という画家の話が書かれている。佐伯祐三 (1898-1928) と東京美校の同期の画家である、という。楠目はピエール・ボナール(1867-1947)を大変尊敬していたという。音楽好きで頭もよくパリへの情熱は焔の如くで、しかし結核で客死し、かのショパンも眠るペーラシェーズ墓地の土になった、とある。生没年は不明のようだ。そこでネットで検索して見たのだが、はっきりしたことは分からなかった。しかし、ここに興味ある本が紹介されていたのは幸いだった。その本は楠目の妹さんで、華道家の楠目ちづさんという方が書いた『花のように生きれば、ひとりも美しい』という本である。一節には次兄である楠目のことも書かれている、ということである。早速ネット書店で検索をかけよう。でもタイトルを見ただけでも、楠目のことに関係なく面白そうな本だと思う。

 

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