SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

大阪城で一番大きな巨石を野外スケッチしてきました。

2017年06月02日 | 先生からのブログ
スケッチ愛好家の皆さま、こんにちは。

チケット制・野外スケッチ入門講師の弓手研平です。野外スケッチシーズンですので度々登場させていただきます。

本日のチケット制・野外スケッチ入門は大阪市内定番スケッチポイントの大阪城、しかしひと味ヒネって、

『大阪城の巨石を描く』

というテーマで行ってきました。


こちらが大阪城で一番大きな巨石、通称『蛸石』です。観光客さんには定番スポットです。


本日も、いや本日は特に下地がポイントですので、午前中にアートサロンにてかなりコテコテの下地づくりをしていきました。


6月梅雨入り前の爽やかな初夏の日和です。大阪城公園をダッシュ。

ひと足お先に巨石のコンディションを下見をして・・皆さんに気持ちよく描いていただくために、人混み具合やお手洗いなど確認します。


集合場所の極楽橋にて。


少し逞しくなった新緑の中を移動して・・


天守閣の広場には外国人向け?のいろいろな屋台で賑わってます・

最近はいつ来ても賑わっている大阪城天守閣の脇を通って・・


お目当に巨石、『蛸石』に到着。


この自然に出来たシミが『蛸』の姿に見えることから蛸石と呼ばれているそうです。


蛸石の前で記念撮影する子供たち。畳36枚分くらいあるそうです。


蛸石の前で、いつものように講師デモスケッチ、本日のスケッチテクニックを現場レクチャーしましたら、沢山ギャラリーが集まってくださいました。


皆さんも木陰を確保してスケッチスタートです。


今回はやはり、全員が大阪城で一番大きな蛸石に挑戦されました・・現物を目の前にすると画欲をそそりますね〜


しかし、外国人観光客のメッカでもある大阪城、ここで巨石だけを描くスケッチグループは目立ちます。


グレーの巨石ですが、本日はカラフルな下地づくりもポイントで、この作業がまた外国人さんには興味津々なようで、ド派手カラフルなコスチュームの外人さんが食い入るように観ておられました。





皆さん、いろいろな画材を工夫してカラフルな下地づくりを現場でされました。


蛸石側から見ると皆さんはこんな感じ。


さて、講師デモスケッチもご紹介します。

皆さんの前で説明したのはこの段階まで。





あーなってこーなって・・


ガリガリ削って・・


いちおう完成。

部分は岩です。

蛸のシミの部分。



こんな感じのマチエールになりました。




皆さんも仕上げへラストスパート。



仕上げのテクニックもいろいろレクチャーしております。


天守閣の見える広場にて合評会です。


皆さん木陰にスタンバイ。


ズラッと巨石が並びました。





皆さんの巨石、力作です。しかし観光客さんには異質な不思議なドローイングに見えるのが分かりますね〜

でもでも、

皆さん気持ちよく描いておられました。

お疲れ様。


次回、6/14は、大阪市内道頓堀にて、

『橋の上を行き交う人々を描く』

というテーマです。

お友達とお誘い合わせいただき、チケットを分け分けしていただき、皆さまのお越しをお待ちしております。


もう一度、蛸石の蛸のシミ。タコに見えるような見えないような・・


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