みなさまこんにちは
本日は日曜画材研究の開催日でした。
『透明水彩 初めての風景―宿場・中山道―』
講師は渡辺聡先生です。
渡辺聡先生
本日は〈初めての風景〉シリーズ、中山道の宿場町を透明水彩で描きます。
中山道とは・・・江戸時代の五街道の一つで、江戸の日本橋と京都の三条大橋を内陸経由で結ぶ街道である。木曽路ともいう。
中山道の宿場町に建ち並ぶ、旅籠や商店の風景を描いていきます
宿場町を描くポイントとしては、【格子、のれん、せり出した屋根】などの特徴的なパーツの描写があります。
建物の特徴を捉えて、細部まで丁寧に描いていくことが大事になります
下描きはトレースで・・・
もしくは直接デッサンしていきます。
下絵の線はできるだけ単線で、密度を上げて描いていきます。
下描きが完成すれば、着彩に移ります。
建物は、手前から二軒目くらいまではしっかりと密度を上げて描き込んでいきます。
のれんの文字や、格子の線なども丁寧に描きます。
にじみを活かしながら格子の線を引いていきます。
宿場町のような風景を描く上で難しい部分は、形の異なる建物が連なった、複雑な構造にもあります。
そして描き込むことで、日本家屋の持つ重みも表現することに繫がります
また、形は多少狂っても、手描きの線が持つ味を活かし、雰囲気を出すことも大事です
宿場町の雰囲気が出てきています・・
渡辺先生も手順ごとにデモンストレーションをして、分かりやすく指導されています。
しっかりと下描きをしたことで、細部まで綺麗に着彩されています
今回はとても細密な作品になったため、制作時間が少し足りませんでしたが、皆さんとても雰囲気のある絵に
仕上がってきておりました
先生のアドバイスを参考に、ぜひお家で仕上げて完成させてください
参加された皆さん、お疲れさまでした
次回の日曜画材研究は・・
8月20日開催
『画材の特性をまなぶ アクリルとガッシュの違いを知る』
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皆さまのご参加、心よりお待ちしております!
(まりも)