SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

日曜アートセミナー「クレパス技法 都会の風景をお洒落に切り取る」レポート

2015年10月25日 | 一日教室

みなさま、こんにちは!
大阪は秋晴れ☆とても爽やかな天気です。

本日開講の特別講座
日曜アートセミナー
クレパス技法 都会の風景をお洒落に切り取る」をレポートいたします。

日頃何気なく見ている都会の風景をお洒落に描く・・・どんな作品に仕上がるのでしょうか



たくさんの方々にご参加いただいております。



講師は田伏勉先生です。

「この世の中、メディアが発達してパソコンを駆使した絵画作品が一部で認められてきた今、個々に何が大切か。
それは“センスを磨く努力をする”ということです。センスだけは機械ではどうすることもできませんから。」
先生はいつも絵画制作の神髄にあたるお話をしてくださいます。

貴重なお話の後、早速制作がスタートしました!




まずは紙を木製パネルに水張りする作業からはじまりました。



先生自ら撮られた写真を題材に、それをみながらパネルにエスキースしていきます。



そして、クレパススペシャリストで薄い色から順番にのせていきます。



白色の次はピンク色



様々な色を加えていきます。



だんだん作品がカラフルになっていきます。





全体に色をのせたら、オイルを全体になじませて少し時間をおきます。
クレパスが少しにじんで幻想的な雰囲気を醸し出しています。



そしてさらに加筆☆



指でこすって柔らかなタッチを出したり☆



ペインティングナイフで削り取って丸みを出したり☆



画面のアクセントになる色を入れたり☆



田伏先生が本日のセミナーの為に選んでくださったクレパス特別セットを片手に描いていきます!




作品全体の明度を調節することが初期段階の重要ポイントだそうです。



土台となる色そして描写が出来たら、クレパスワニス(重色用定着剤)をかけます。
色移りせず、重色を容易にしてくれる優れもの☆
下の色が混ざることなく重ね塗りできます。
さぁ!ラストスパートです!!



いっそうレトロな雰囲気を出される方や、





下地の色を利用しながらシャープな線を描かれる方がおられたり…



制作途中でご自分の作品を壁に立てかけて遠くから離れて観られたり。
完成に向けて何が足りないのか検討中の方がおられました☆
もうすぐ合評です!



一堂に並べられた皆様の作品群。
素敵な作品が出来上がりました

全作品をご紹介したいところではありますが、ほんの一部だけ載せさせて頂きます。








ひとつひとつ丁寧に講評される田伏先生。
形の捉え方や遠近感について、
また、固定概念にとらわれず新しい表現方法に挑戦することが重要だとおっしゃられておりました。



たった一日でこんなにも重厚な完成度の高い作品が仕上がりました

 

 
尚、このような特別講座は会員様でなくてもご参加いただけます。

今後のスケジュールはコチラをクリック

皆様のご参加お待ちしております。



(まるもり)



最新の画像もっと見る