SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

土曜アートプレミアム「透明水彩技法を最大限に活かして~リアルに人物を描く~」1日目

2015年12月05日 | 一日教室

皆さま こんにちは。

寒い日が続いております。。。が、熱き芸術の心で乗り切っていきましょう…!!



本日は、

土曜アートプレミアム

透明水彩技法を最大限に活かして~リアルに人物を描く~」1日目を開催致しました。




講師は 渡辺 聡 先生です。

今回は透明水彩絵の具の技法をふんだんに用いて 可愛らしい男の子を描いていきます。

全2回の講座です。






まずは男の子の題材プリントの裏面にグレーのパステルを塗ります。

複写を行うために用いる感圧紙 カーボンの役割をします。







そして 表面を向け、 水彩紙の上に設置!

ボールペンなど、先が硬いものでなぞって転写します☆







「シャツは明暗がそこまでありませんのでシワはそこまで詳細に写さなくていいですよ」

渡辺先生はお一人お一人、丁寧に指導されます。





写したりない部分は鉛筆で直接、加筆しておきます。


徐々に かわいらしい男の子が浮かび上がりました!!!



そして、



下描きが完成したら 水をたっぷりためたバットに作品を浸します。


(一枚一枚 丁寧に作品を水に浸す スタッフのまりもさん。)




しばらく 紙を湿らせている間に‥‥






渡辺先生の  色彩 ・ 着彩  講座 

色の作り方 着彩の仕方 を レクチャーを開始


~肌の色作り~

① バーントシェンナー + イエローオーカー



② カドニウム レッド ミディアム + イエローレモン 


大きく2種類の肌の色を 

インクの比率を調整しながら 制作しました。


たった4色でこんなにもバリエーション豊かな色が出来上がりました。

まさに目からウロコ・・・!!




豊富な肌の色の種類を一通り試し終わったころに

ちょうど水彩紙が良い頃合いまで湿りました。


水から取り出して、

紙が乾かないうちに肌の色をのせていきます!



先生がおっしゃるには、

紙に充分 水分を含ませることによって 表面についていた「滲み止め」が溶けて、

色をのせた時に綺麗に絵具が滲み、よりきめが細かく深い着色になるそうです。


その技法を「ウェット オン ウェット」といいます。




「無駄なく 綺麗ににじませることがポイントです。

水彩絵の具は薄く重ねて 厚みを出していきましょう。」



肌の色 同様、

シャツやズボン、鞄、靴など…

それらをひとつずつ どの絵具同志を選択し、色を作っていくのか

そして 着彩の仕方などを 先生が説明されて、実践開始 

 


滲んだ紙の上に少しずつ少しずつ色をのせていきます。





だんだん 人物のかたちが見えてきました!!



~~~



そしてここからが本日一番の難関テクニック


(渡辺先生の参考作品 一部)


↑ コチラの足元の背景の表現。。

あわ~い繊細な色が何色も 美しく混在しているのが見えますでしょうか。。。

その表現を一気に 水分が乾かないうちに描きます!!






まずは筆の準備から。

丸筆全体に パーマネントマダーレーキを含ませ、

先端部分には イエローミディアムをつけます。





最初は 先端部分で細く長く画面を塗り…





次に少し筆に力を加えると、

なんと筆全体に含ませていたパーマネントマダーレーキが現れます

ここで受講者の方々の黄色い歓声があがりました!

まるでマジックのような 渡辺先生の筆さばきです!!





あとはプルシャンブルーを入れ、

先に塗っていた色となじませて完成です。




夕焼けのような美しさ…

その美しさを出すには、

この一連の工程をインクが乾かないうちにやらないと

うまく滲みができないそうです。。



早速、

息をのむような作業がスタートです!!






時間は気にしつつ  

しかし

繊細に




難しいけれど 

しかし何より

楽しんで取り組まれていた受講生の方々







みなさま それぞれの個性が光った作品に出来上がってきました!

まだ完成ではありませんが 色鮮やかな作品からはパワーを感じます。

本日の制作はここまで



2日目の次回は

今回描いた作品に さらに水彩絵の具の技法を用いて

より素敵な絵画作品へと完成させます



次回のブログもお楽しみに


(まるもり)


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