SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

日曜アートセミナー「てくテクスケッチ特別編 パノラマに描く風景画」

2015年10月11日 | アートサロン大阪

昨夜は、強い雨が降っていましたが 今朝は上がりました。

3連休中日の本日の日曜アートセミナーは
「てくテクスケッチ弓手塾 時別編 パノラマに描く 風景画」
です。

 

先日 開催されました、
「弓手研平先生と行く 南イタリアスケッチ旅行」で
先生が撮影された写真を
 スタッフが 引き伸ばしつなぎ合わせて・・・

じゃん!!!この大きさにしました

まるで、現地にいるような臨場感あふれる空間になっています。

外からの写真です素敵な景色が広がっています

 

「今日は 現地では スケッチできなかった ガルダ湖畔の朝の風景を 描いていきます」

今日はパノラマの紙に描いていきます。

 

てくテクスケッチ弓手塾は 第2.4水曜日に開催されている講座で 

毎回 先生の手順に従って  みなさんで 同じものを描いていくスタイルですすめられます。

 

まずは、下地作りからです。

この段階ではまだきっちりと 構図を決めずに 下地の下地という感じです。 

下地が乾いたら クリアジェッソと砂を混ぜて岩山のイメージでのせていきます。

 

「普通のジェッソは砂の色が出ませんが クリアジェッソを使うことで砂の色合いを

だすことができます」

 

「パノラマの構図について考えていきましょう。」

 

「このまま描くと湖と空の割合がとても大きくなって面白さに欠ける構図になってしまいます。

その時に「デフォルメ」が必要になってきます。」 

実際の景色を 横の長さを縮めたり 縦を伸ばしたりしていきます。 

この時に同時に 黄金比に基づいた 構図を考えていきましょう。

黄金比の解説がありました。

 

「この黄金比に基づたこの箇所に印象的な 建物や雲などをいれると

観ていて心地よく感じる画面になりますね」 

 

次に岩山の形 湖と山の境目など マスキングテープで型取ります。

 

「この作業 なかなか大変ですが、

後で色をのせた時に 輪郭がはっきりします。 ぼやんとした印象になりません。」

 

ここまでで午前中の作業は 終了。

 午後一番の作業は・・・カッターやインク切れボールペンなどを用いて

画面を、引っ掻いたり 削ったりして傷をいれていきます。

山の岩肌のツルッとしているところとかは、大体に削っていく感じで・・・

湖のさざ波が立っている様子なども 横方向に線を入れて表現していきます。

 

画面が引っ掻けたら 透明水彩をのせます。

 

 

 

木炭を削って粉にして影のところにのせます。

グッと絵が引き締まってくる感じですね。

 先生の作品です。

次はコンテで仕上げていきます

 

最後はみなさん 教室が静まり返るほど集中されていました。

 

合評の時間です☆

「このサイズ上でスケッチで描くのはみなさんあまりされたことがないと思いますが

最後の30~40分でガラッと変わっていきます。仕上げ方、まとめ方が大切ですね」

いろんな テクニックが紹介されました。

 参加されたみなさん

 「楽しかった~~!!勉強になった~~!」」

とお話されていました。 

第2 第4 水曜日の「てくテクスケッチ 弓手塾」

へのご参加もお待ちしております♪

 

(歌姫)