美術館にアートを贈る会

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大阪市立美術館訪問(2010/11/6)のご報告

2010-12-11 11:03:05 | Weblog
ご報告が大変遅くなりました。
第5回美術館訪問として大阪市立美術館を訪問しました。

日時:2010年11月6日(土)10:30-12:30
(1)特別展「住吉さん 住吉大社1800年の歴史と美術」解説と展示観賞
(2)大阪市立美術館館長 篠雅廣さんよりレクチャー

(1)まず特別展「住吉さん」については概要と見所を担当学芸員土井久美子さんより解説いただきました。
住吉大社は平成23年に御鎮座1800年を迎えます。その住吉さんが美術作品の中でどう表現されてきたかを探る内容になっています。
今回は、4つのテーマに沿って展示。
1)住吉信仰と住吉大社の歴史。2)住吉神と和歌。3)描かれた住吉のイメージ。4)住吉の祭礼。
まずは住吉大社の歴史的な背景を知ってから、美術作品を鑑賞できるように展覧会が構成されています。

住吉神は老人の姿で表現される事が多く、象徴としては鷺と松、太鼓橋などで表現されてきました。その分、はなやかな女性たちが登場する事が少なく、やや華がなかったかな…と土井さんも苦笑。
特別展では他で目にする事が出来ない希少な作品も多く展示されていました。

(2)つづいて大阪市立美術館 篠館長より「古い美術館を訪ねる」というテーマでお話をいただきました。


美術館は昭和11年に開館。建物は築74年と大変古く、その維持・管理にもご苦労があります。
篠さんは2007年春に館長に就任。それ以降「この美術館が担うべき使命」を果たすべく、奮闘されています。

同美術館の規模では、学芸員は30名在籍していても不思議ではないということですが、現在は6名とのこと。限られた人数で膨大な仕事を担っておられます。美術館の歴史、ロケーション、多くの国宝を有するすばらしいコレクション、最近の厳しい予算からの現状、等々。古い美術館ならではの話題が続きました。
「美術館の使命のひとつは、地道な調査研究を行っていくこと。そして今後の基準となる物をつくっていくのが、この美術館の役割」と力強く話して下さいました。

最後にご案内いただいた、来秋に開催予定の大規模な岸田劉生展については館長自ら出品交渉をされるほどの熱の入った展覧会です。
1年先の話ですが、期待に胸が膨らみました。

貴重なオフレコの話もいろいろとびだしましたが、オフレコゆえ、この場では簡単な報告にとどめさせていただきますことをどうぞご理解ください。

2階特別室でのレクチャー後は、テラスから隣接する庭園(慶沢園)を眺めるというスペシャルもありました。


篠館長、どうもありがとうございました。
大阪市立美術館の皆様、ありがとうございました!!
(記録:寺谷友美)
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