微睡みの祝祭

移動祝祭日・・・夢か現か、微睡みの中を彷徨う

英国王給仕人に乾杯!

2017-06-10 | chinema(欧米系映画)

映画を観た。

 ★英国王給仕人に乾杯!
監督:イジー・メンツェル
2007/チェコ=スロバキア

小は大より美し、、、、。」
「全世界が絶賛、笑いと愛のメンツェル映画の最高傑作」

とあるが、笑うに笑えないシニカルなものが滲み出ている。小柄な青年ヤンの波瀾万丈人生そのものが、小国チェコが辿った激動の現代史と重なる。 華麗な音楽、豪華な食事、美しい女性、そして退廃・・。怪しく美しい映像でありながら、その奥に隠された、全てを透徹するような鋭い視線。

ラスト、ユダヤ人から奪った切手が蝶のように空に飛び散り、さも全て解放されたかのような映像ではあるが、それでもなお何も救われぬ絶望のような感覚が同居する思い。

幻の名作と評される
「厳重に監視された列車」(66)、
「つながれたヒバリ」(69)を観たい。

原作者ボフミル・フラバルについて(HPより)
1914年3月28日、ブルノ生まれ、1997年2月3日、プラハ 没。ミラン・クンデラと並び、20世紀後半のチェコ文学を代表する作家。多くの文化人が西側に亡命するなかで、生涯プラハに留まり、プラハ市民の民衆的な文化をこよなく愛したフラバルは戦後のプラハ文化を体現する人物としても知られている。クリントン大統領がプラハを訪れたとき、ハヴェル大統領とともにプラハの伝説的なビアホール〈黄金の虎〉で歓迎したエピソードはとりわけ有名である。

 

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