移動祝祭日

時の香り

脳内ニューヨーク

2017-07-15 | chinema(欧米系映画)

映画を観た。

★脳内ニューヨーク
原題:SYNECDOCHE, NEW YORK
監督:チャーリー・カウフマン
キャスト:フィリップ・シーモア・ホフマン、サマンサ・モートン、:ミシェル・ウィリアムズ、他
2008/アメリカ

最初の10分で面白い映画だとわかる。だけど見終わると混乱する。
原題を辞書で引く。もう一度観たくなる。(タナダユキ)  
脳内ニューヨークHP より

はじめから、これは少し警戒せなあかんなぁと思わせてくれました。
家族の会話が普通ではない、病理的だ
夫婦の会話が普通でない、愛がない

妻の作品は、拡大鏡で覗くスタイルです。
美術館では体験したことはありますが、
個展形式はないので、興味は大いにあります

予想通りだんだんおかしい世界に入り込んでいってしまい、見ているこちらはただつき合うしかないなと半分諦めてしまいました。劇場で見ているんだから、巻き戻しなんてできる訳でなし、ようし、こうなったら、裏の裏を読んでやるという勝負根性丸出しで、最後までつき合いました。でも結局、オチはなし。なんすかー、これは。

人間の生きることの混迷をただ混迷として描いた。混迷の終局は「死」ですが、映画は一人の男の「死」で終わりました。

自分を演じる役者さんと私生活が混同し、時間が行ったり来たり。
主人公同様、みているこちらも混乱しておろおろしてしまう。

この時間の迷路のような作品をつくった男はこの人です。
チャーリー・カウフマン

「私は、人がどんな風に作品を受け止めるかということについては考えないんだ。未知のことにチャレンジして、経験したことのないものをやっている」

「家で脚本を書いていると、とても閉鎖的で孤独で、時々、悪夢を見ているような気がする。」

彼もりっぱなアーティストです。
とにかくオリジナルなものを作ろうという意気込みはよーく伝わったよ。
おかげでいまだに混乱しています。

 

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