移動祝祭日

時の香り

ガラスの街

2017-05-12 | book

本を読んだ。

★ガラスの街(文庫本)
著者:ポール・オースター
訳者:柴田元幸
出版社:新潮社 (2013/8/28)

表紙のデザインに惹かれた。
「そもそものはじまりは間違い電話だった」。
深夜の電話をきっかけに主人公は、ニューヨークの街の迷路へ入りこんでゆく。
ニューヨークを徘徊する物語なんで
この街の様子が分かってたらたぶん興味が膨らんだと思う。
が、残念ながら全くわからないので、惜しい。

全体のトーンは憂鬱。
憂鬱な心情が繰り返し述べられる。
映像化したら、流れる音楽はサティが似合いそうだ。

限りない孤独が描かれる。
そしてさらに、存在そのものが不確かになり、限りなく透明へ。
そしてさらに、限りなくゼロへ。
こういう心情は厄介である。

自分の存在をここまで隠す、透明化するのは、
アメリカらしくない。
少なくても僕が思うアメリカではない。
《知的な孤独》

別の本も読んでみよう。
と、、、。

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