ぼくらのありのまま記

ぼくらは
こんな大人になりました。

かきぼんを美味しく解凍する方法

2014-11-08 23:02:47 | 唐桑日記
いちよさんの旦那さんが作ってる牡蠣を
急速冷凍したかきぼんなんですが、
解凍の仕方で全然味も変わりますし、
美味しい状態を保てる期間も変って来ます。
(盛屋水産の牡蠣商品はこちらー。


「どうやったら美味しく解凍できるかなー?」
これが正解ってわけではないのですが、
現在考えて「僕はこうやってるよ」って
方法を書いておこうと思います。


「こうしたらもっと美味しくなるんじゃない?」
ちょっとの愛情と想像力をもって
かきぼんを料理してくれたら
つくってくれてるわみちゃんたちも喜ぶと思います!

どうせなら楽しく美味しく。

ではでは。よろしくお願いします。

冷凍のパックで届きます。

水道からでるお湯の一番あついお温度につけます。
解凍時間が短いほど水分が染み出てきません。
例えば常温解凍すると白い水分が染み出ててきてしまいます。
それは牡蠣のエキスなのですが、そのエキスに
漬けたままにしておくと、牡蠣にくさみがまわってしまうので、
できれば、お湯で解凍した方がいいです。
(ちなみにムール貝は常温解凍でも
水分がでにくいので、そこまで
気を使わなくてもいいです。)

ただ、家の蛇口から「お湯でねーよ」って時は
わざわざお湯をわかす程のことではない気もします。
その辺は時間とこだわりとかとの兼ね合いですね。

例えばバーベキューに持って行って
わざわざこんなことする必要もないと思います。
冷凍庫からだして着いた時には
「はい!食べごろ!」それで十分だと思います。

ただ、「こういう選択肢もあるよ」ってことです。



触ってみるとだんだんまわりが柔らかくなります。
塊のかきぼんがほぐれてきたなーと思ったら、
(半凍りの状態)

ざるにあけます。

この時にほぐれたなぁと
思ってむりやりばらけさせると
こんな感じで残念な牡蠣になってしまいます。
味は変わりませんが、ちょっと残念です。


「だったら最初からひとつずつばらばらの状態で
売ってくれよ!」と思うと思います。
僕もそう思いますが、うちの冷凍庫の技術では
裸のまま,ひとつひとつ冷凍するには冷気が弱いので、
霜焼けがついてしまい、それはできないのです。
なやましいですが、これが今の限界なんでしゅ。


ザルで水分をきります。
出てくる水分がこのくらい
少ない方がいいです。

で、次の作業は
どうやって解凍しても
ぜひやって欲しい事です。


塩水で洗ってください。
海よりしょっぱくない程度に。
「海舐めたことないよ!」って
人はぜひつなかんに遊びに来てください。


水分に対して4〜6%の
塩を加えた水でさっと洗います。

りょうりの説明は適量とかさっととかが
多くて困ります。そうね、手で2周半もすれば
いいと思います。やりすぎるとエキスが逃げて行きます。

塩水にくぐらす目的は

こういう余分な汚れを取るためです。
これはかきぼんをあらった後、
かきぼんを穴のあいたお玉ですくい、
ボウルの水をリードペーパーで漉したものです。

細かい汚れが結構あります。

「だったらここまでしてから冷凍してよ!」
僕ならそう思います。

でもここまですると手を加え過ぎで味が落ちます。

これがかきぼんを洗った後の塩水です。
白っぽいのが牡蠣のエキスです。
少し舐めるとほのかに牡蠣の香りがします。
ってことは牡蠣のうま味が逃げてるという
事なので、ここまでしてから冷凍したら
もったいないということでもありますし。
さっと洗っただけの塩水にエキスが
移るほど、美味しさを
保てているということでもあります。

そしたら

よーく水分を拭き取り、


下にペーパーを1枚ひいて冷蔵庫にしまいます。
このペーパーは何度も取り替えると
かきぼんがからっからになるので
1〜2回でいいと思います。
ペーパーを引きすぎると冷蔵庫にしまっても
冷えにくくなるので重ねても2枚までがいいと思います!


ふぅ。以上です!
たぶんね、かきぼんって
つなかんを知らない人が
わざわざ買うほどの
ものではないと思うんです。

僕もここで働く前に
東京に送ってもらったことがありますが、
「なんだ、こんなもんか」って思いました。

スーパーにもたくさん冷凍牡蠣うってるし、
美味しい牡蠣は鮨屋かオイスターバーに行けばいい。
都会のよさはなんでも揃うってことなんだし。


でも今では「やっぱかきぼんうまいよね!」って思います。
どこよりも美味しい牡蠣だなと思います。

それはこういう解凍の仕方に
気づいたってのもありますが、
いちばんはいちよさんや、剥いてる人たち、
やっさんのことを知ったし、
ここが好きになったからだと思います。


夫婦で


ばあちゃんと孫と。

こんな何気ない日常の思い出が
かきぼんを美味しくしていきます。

なんていうかなー、ここは家業なんです。
「町にあるなじみのお鮨屋さん」なんです。
そこの鮨屋の美味しさって
「その人が握ってくれた」ってことが
いちばんの美味しさなんです。

あの、みなさま、心配をおかけして、
宣伝も沢山していただいて
ありがとうございました。
でも宣伝もしていただけるならば
「ここさぁ、俺のお気に入りのお店なんだよね」
ってほんとに仲良しな友だち三人くらいにしてくれれば
それで十分です。
あとは、家で食べてから。
ほんとに美味しいと感じたならば
それはもう自慢してくれていいと思います笑。
(つなかんで食べるとさ,いちよさんの魔法がかかるから
2倍も3倍も美味しく感じちゃうから。)



石渡さんや、斉吉さんみたいに
全国の知らない人に届くほどの
ものではないんです。そこまでできたら
さいきっつぁんの努力はなんなんだって
ことにもなりますから。
だから贈り物とかは石渡さんや、斉吉さんの
商品を買ってくれればいいと思います。
そうすれば、うちは加工品つくらないで
牡蠣が売れるのでそっちの方が効率がいいです。

今でも少し思ってますが、
「このまま在庫抱えて、傷が
深くならない内に早めに撤退した方が
いいんじゃないか」って気持ちがあります。
おかげさまで今年も税金とお給料はらって
マイナスにはならないくらいは売れたので。

「こんだけ在庫あんだから今年はもうやめようよ。」
そういう作戦でいいと思ってたんですが。

「こんなに沢山あるのにつくってどうするっちゃ」って
作ってる人に言われた時に、
なんだかちょっと気が変わりました。

やっぱり売れたら楽しいんです。
やる気も出るんです。
売れなかったらやんたくなるんです。

時給だから売れても売れなくても
作ってる人のお給料は変わらないんです。
それでもお金じゃないなにかがあるから
「こんなにつくってどーすんの!」って
心配してくれたりするんだと思って。
たぶん、かきぼんも続けられたら
「大切なのはお金じゃないんだよ」って
ことの理解がもう少し深まるんじゃないかと
思っていたらこんな事を書いていました。
考えるより先に。


売ってお金に替えたいから買ってください!
って思って書きはじめたのに、「お金じゃないんだよ」
ってよくわからないことになってしまいました。
まぁ、そんな日もあります。


あ、ちなみに今回の写真で使った
かきぼんは15個入りでした。
だいたいそのくらいです。250グラムです。
15個で900円ならから付きひとつ100円よりは
お得ですね。


ではでは。
明日は牡蠣カレーを作ります。


ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« いちにちがはじまってます。 | トップ | 音楽 »
最近の画像もっと見る

あわせて読む

関連するみんなの記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL