糸井さんの記事が掲載されていたBAMPというウェブマガジンを読んだ。
記事は糸井さんのしかまだ読んでないけれど、
サブタイトルがめっちゃいいなと思った。
「小さな声を届ける」
僕がこれから、料理を通じて、伝えたいというか、伝えられるようになりたいことが、
「その人にしか聞こえない声を届ける。」ということだから、それはそれで、小さな声だなと。
海のものは、海の声を聴きながら。
そして、素材の声を聴きながら、
生きている人たちがいることを知った。
これは、比喩ではなくて、本当に聴いているのだ。
ひとりで、ぶつぶつとしゃべりながら、海の声や、牡蠣の声を聴いていた。
そして、よく見ていた。「あ、もうすぐ卵もってくるな。」とかね。
犬を飼っているとわかるけれど、長年一緒にいると、
鳴き声で何を伝えたいのかが、だいたいわかる。
さみしいのか、怯えているのか、
怒っているのか、甘えているのか、お腹が空いているのか。
子犬から、成犬になり、老犬になり。
だんだんと、散歩にいかなくなったり、毛色が薄くなったり、
ちょっとしたことでは吠えなくなったりしていく。
僕は犬のことは16年一緒にいた犬がいるから、よくわかる。
海や土と長い時間いると、同じように、長い時間一緒にないとわからない、
自然の声が、聞き分けられるようになっていくのだ。
僕には、海の声も、山の声もよくわからない。
ただ、「美しいなぁ!!」「この場所、好きだな、ほんとに。」「帰りたくないなぁ」とか、思うだけ。
あ、あれだ。鮨屋のお客さんが鮨を食べて、
「つくりかたとか、よくわからないけど、美味しい!!また食べたいな!!」
と思う感覚と同じだ。
だけど、自然の声が聞こえている人の声は、僕にも聞くことができる。
そして、8月は「山の声が聞こえる人」のところへ訪ねた。
アスパラ、パッションフルーツ、トマト。
1度、2度、会ったくらいじゃあ無理よ。でも時間を重ねるうちにさー。
「自然の声を聴いている人たちの声を聴いて、食材とともに、伝えられたら」ということが、
だんだんとできるようになっていくはずなんだよねー。
あとはねー。
こうやって、「自然の声が聞こえる人」って書くとかっこいいけれど。
普段はふつうの人なんだよねー。そういうとこが、僕は一番好きで。
「毎日毎日出荷忙しいのに、子どもをさー習い事させてて、奥さんが送り迎えしてて、
ほんとは、その時間もったいないと思ってんだよねー。」とか。
「あぁ温泉はいりてぇなぁ」
「ごめん、忙しくて、荷物送るの忘れちゃった!!」
「あいつ、なかなか結婚してくれないな、、、。」とかね。
僕らと同じことで、愚痴ったり、笑ったり、泣いたりしているわけで。
そこらへんもねー。ちゃんと、伝えられたらいいなと。
自分がでている雑誌みて、
「実際、全部がこんなかっこいいわけじゃないからね、、、。」とか言っちゃったりね。
言葉、写真、文章、食材を通じて、
ありのまま、全部、伝えていけるようになれると、いいなぁ。
みんな、元気かなぁ?
台風大丈夫だったかなぁ?
明日は漁にでるのかね?
東京は、無風で暑かったよ。
記事は糸井さんのしかまだ読んでないけれど、
サブタイトルがめっちゃいいなと思った。
「小さな声を届ける」
僕がこれから、料理を通じて、伝えたいというか、伝えられるようになりたいことが、
「その人にしか聞こえない声を届ける。」ということだから、それはそれで、小さな声だなと。
海のものは、海の声を聴きながら。
そして、素材の声を聴きながら、
生きている人たちがいることを知った。
これは、比喩ではなくて、本当に聴いているのだ。
ひとりで、ぶつぶつとしゃべりながら、海の声や、牡蠣の声を聴いていた。
そして、よく見ていた。「あ、もうすぐ卵もってくるな。」とかね。
犬を飼っているとわかるけれど、長年一緒にいると、
鳴き声で何を伝えたいのかが、だいたいわかる。
さみしいのか、怯えているのか、
怒っているのか、甘えているのか、お腹が空いているのか。
子犬から、成犬になり、老犬になり。
だんだんと、散歩にいかなくなったり、毛色が薄くなったり、
ちょっとしたことでは吠えなくなったりしていく。
僕は犬のことは16年一緒にいた犬がいるから、よくわかる。
海や土と長い時間いると、同じように、長い時間一緒にないとわからない、
自然の声が、聞き分けられるようになっていくのだ。
僕には、海の声も、山の声もよくわからない。
ただ、「美しいなぁ!!」「この場所、好きだな、ほんとに。」「帰りたくないなぁ」とか、思うだけ。
あ、あれだ。鮨屋のお客さんが鮨を食べて、
「つくりかたとか、よくわからないけど、美味しい!!また食べたいな!!」
と思う感覚と同じだ。
だけど、自然の声が聞こえている人の声は、僕にも聞くことができる。
そして、8月は「山の声が聞こえる人」のところへ訪ねた。
アスパラ、パッションフルーツ、トマト。
1度、2度、会ったくらいじゃあ無理よ。でも時間を重ねるうちにさー。
「自然の声を聴いている人たちの声を聴いて、食材とともに、伝えられたら」ということが、
だんだんとできるようになっていくはずなんだよねー。
あとはねー。
こうやって、「自然の声が聞こえる人」って書くとかっこいいけれど。
普段はふつうの人なんだよねー。そういうとこが、僕は一番好きで。
「毎日毎日出荷忙しいのに、子どもをさー習い事させてて、奥さんが送り迎えしてて、
ほんとは、その時間もったいないと思ってんだよねー。」とか。
「あぁ温泉はいりてぇなぁ」
「ごめん、忙しくて、荷物送るの忘れちゃった!!」
「あいつ、なかなか結婚してくれないな、、、。」とかね。
僕らと同じことで、愚痴ったり、笑ったり、泣いたりしているわけで。
そこらへんもねー。ちゃんと、伝えられたらいいなと。
自分がでている雑誌みて、
「実際、全部がこんなかっこいいわけじゃないからね、、、。」とか言っちゃったりね。
言葉、写真、文章、食材を通じて、
ありのまま、全部、伝えていけるようになれると、いいなぁ。
みんな、元気かなぁ?
台風大丈夫だったかなぁ?
明日は漁にでるのかね?
東京は、無風で暑かったよ。