いっしょにガンバル。(:^^:)

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手術の失敗とはおもいたくなくて

2006-12-13 14:30:41 | 膝蓋骨脱臼
今、鈴は小さな体で2回目の手術を受けている。

初めての手術から丁度10日目。

まさか、こんなことになるなんて親分は微塵も思っていなかった。


5日間の入院後、初めての検診での診察室。

なんとも重苦しい空気が部屋イッパイに漂っていた。

鈴の手術した左足を触ってる主治医の先生の手が全然鈴から離れない。

最初にさわりまくってさわりまくって小さく細い足なので

もう充分すぎるほど触ったのに先生は全然その手を離そうとはしなかった。

親分にはそれが数十分にも感じられた。

診察室奥の廊下から何人もの医師・ナースがかわるがわる覗き見していった。


苦しくなる空気をふち破りたくて親分はそっと口を開いた。


「「経過は思わしくないんでしょうか?!」」   当然否定されると期待して。


先生は大きくうなずいてあたりをキョロキョロ。

下にあった紙製手拭をひっぱりだして鈴の左足の図をかいて説明してくれた。

多分、1分くらいだと思うけど先生の結論の出だしトークだけが心に響いた。

『費用はこちらで持ちますので再手術させてください。』




それからあとは絶対に取り乱していたんだと思うけど

強がりな親分はいたって平静を装っていた。これが親分の最大の欠点ダ。


なんとか思い浮かんだセイイッパイの質問をいくつかした。


退院してからの鈴はこれまでの性格・性質を一変させた。

ご飯以外にはほとんど反応しなくなった。  そんなバカな・・・・。


おかしい、おかしい、おかしい、おかしい。。。。

丸くなってる鈴の姿に親分は自問自答を繰り返すしかなかった。

先生は1回だけ鼻をすすったかのように聞えた。そして鈴に言った。

『ごめんね、痛かったね。』


鈴はたった今、ひとりで耐えている。

折に触れて親分は思う。


鈴はうちの子じゃなかったら、、、、、

違う選択があって全然違う犬生を送ることができただろう!って。


苦しいこと、辛いこと、悲しいこと、痛いことなんて

感じることはなかったかもしれないって。


鈴はがんばってる。親分はその鈴の姿を思い浮かべて涙を流すしか術がない。


親分はこれからも鈴の親分でいていいのかって感じてしまう。


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