らくがき帖

ノンジャンル心象風景

テレビ 3番組

2015年02月23日 | 感想

皆さん、ついに二十四節気の雨水を過ぎましたね!
雨水とは、
雪が雨に変わり、氷が溶け始める
時期だそうです。

東北地方ではなかなかそうもいきませんが
この日を過ぎたらおひなさまを出していいんですよ!

うちでは震災の年にしまいそびれていたら、
お内裏様が首チョンパになってしまって、
それ以来出していませんでしたが・・・
今年は出してみようかな、と思っています。





ところでー。
先日金曜日の、「風立ちぬ」はご覧になりましたか?

うちでは見ていたわけなんですけど・・・
私には、難解でした

どこをどう思っていいか分からない、というか。
見たまま、思ったままと言われても、あまり何も思わなかったというか。


強いて言うのなら、ジブリにしてはかなり恋愛描きこんだなーということと、
関東大震災のときの描写で、降って湧いた非日常に、
混沌の中を生き抜くモードにシフトチェンジする感じに私も覚えがあったことくらいです。


今一生懸命考えてみると、テーマはあれですかね、

この世の中、悲惨なことや残酷なこと、理不尽なことに満ちていて、
なかなか個人個人それに抗えるものではないけれど、
いろいろな思いかかえながらも
それぞれがどうしてもやりたいこと、できることを全うしながら
なんとか生きていくしかない

みたいなことですかね?

もしくは

道徳とか世相とかどうあろうが
モノづくりを追求するのがクリエイターの性(さが)

とか。


宮崎さん、引退作品ということで
夢を抱いたチビッコが期待に胸をふくらませて見る可能性とかは横へ押しやって、
自分の言いたいことを言い尽くし、やりたいことをやり尽くしたのかな、
と思いました。


クリエイターの方とか、もっと年齢を重ねた方が見たら
いろいろと感じるところもありそうだとは思うのですが、
今の私にはこれが精一杯でした。
残念。





残念といえば、NHKの人形劇「シャーロックホームズ」が先週終わってしまったことでしょう!!
この番組は、うちの家族とナノさんとの出会いのきっかけを作ってくれた、という意味で
私にとってすごく大きな意味があったのですが、
それを除いても十分、いや十二分に見応えありました!

何年か前に同じ三谷さん脚本の人形劇、「三銃士」がありましたが
個人的にはリアルにあれの50倍好きです。


まず、いろいろなところで聞くかと思いますが、

人形の造形のみごとさ!!!

特に主人公のシャーロックがね、たまらないイケメンな上に、
まばたき、流し目、肩すくめ・・・
信じられないくらい繊細な演技してくるわけですよ!
逆にあれは人間には真似できない味だと思います。


そして、たくさんの登場人物たちがみんなキャラ立ちしている!

魅惑のアドラー先生、かわいいシャーマン、小悪党ケンプ
抜け目ないモリアティ、ダメすぎる校長先生、
迫力満点イザドラ、いけすかないマイクロフト、私の大好きなアガサ・・・
そしてそして、究極のお人よし!ゆえにシャーロックと親友になれたワトソン!!

みんなみんな、造作と、豪華な声優さんと、三谷さんの性格付けがぴったりで、
一人一人目が離せませんでした。

後半、このキャラたちが繰り返し出てくるようになってから、
学園という設定にも慣れてきたのか
三谷さんの筆が乗りに乗っていた気がします。

あー、最近おもしろいなー
毎週日曜日が楽しみだ

と思っていたらなんだかあっという間に最終回、さびしい限りですよ・・・

推理にふけるとき、パイプの代わりにお祭りのピロピロを吹くシャーロック、好きだったなぁ。
かなりの冷血漢のくせに、アドラー先生にホの字(←死語)でさ。

私は小学校のころ、ルブランのアルセーヌルパン、
中学校のころアガサ・クリスティ作品に夢中になりましたが、
ホームズはほとんど読んだことがないんですよね。
なんかちょっと、おどろおどろしいというか、怖かった気がする。

だからあまり詳しいことを知らないんですが・・・
どうなんですか。あんな感じで終わっちゃうもんなんですか?

人形制作に始まって、この番組作るのはハンパなく大変だとは思うのですが、
文句言わずに受信料払いますから、カムバックしてほしいなー





そうですね。じゃあ最近気に入って見ている番組は何かというとですね。
小栗君ととうまくんの、「ウロボロス」です。

漫画が原作らしいのですが、施設で育った二人の孤児が、
殺された施設の先生の敵をとるため、
警察と極道の世界から謎を追う、ってまず設定からして面白そうじゃないですか。

主役の2人も持ち味出して好演してますし、
何より脇を固めているベテラン俳優さんたちがね!

ああ・・・私、加齢のせいで役名も俳優さんの名前もさっぱり覚えられない上に
眠くなってきてしまったので調べることもできず、すみません
きっといつかちゃんとご紹介します。

1人分かるの、武田久美子!!!!!

超~~~かっこいいヤクザの姐さんやってますよ

あと、飛び猿が!
悪の親玉らしきことが、この間判明しました

あと、吉田羊さん。
かっこいいですねー。あんな人職場にいたら、惚れちまうよ!

あ、少し思い出せた・・・ ほかの方はまた次回!



そして、この番組ですごく見直してしまったのが、上野樹里さん。


私、彼女のことは「のだめ」でしか知らなかったのですが、
「のだめ」の演技、あまりに自然すぎて、
この人そのものが「のだめ」に近いんだろうと思ってたんですよね

そしたら今回の日比野さん、まったく正反対のキャラ!!
びっくりしました。
そして彼女は、ものすごく生真面目に、
役の中に入り込んで作り上げていくタイプの女優さんだそうです。

「のだめ」も、日比野さんも、作り上げたものだなんて、すごくないですか?
いったい普段はどんな人なんだ、上野さん。
こないだの、イクオの背を見て嗚咽を漏らすシーン、超共感できましたよ!



あともう一つ、このドラマのお楽しみが最近できたのでお知らせしときますね。
それは・・・「ウラバラス」と題して、副音声で小栗君ととうまくんとムロツヨシさんが
番組のネタばらしをし始めたこと。

これがまあ、くだらないったらない!

特に小栗くん。今回の役かっこいいのに、
副音声はチャラ男全開ですよ!
ほとんどストーリーと関係ない話して笑ってる・・・

これにタローがハマってしまってるもんですから、
今我が家では金曜日に「ウロボロス」を録画して、
週末に主音声と副音声で2回見る、っていう事態になっちゃってます。
1回目は手に汗握り、「え~?どうなっちゃうの?」とか言いながら。
2回目は「もう~バカだなー!」とか言って笑いながら。


ま、いいでしょう。
あと1ヶ月も続かないわけですから。

にしても次回どうなっちゃうの?
気になるよー

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