AR(エーアール)どうぶつ病院ブログ

川崎市登戸にあるARどうぶつ病院

院長やスタッフの日々のブログです

病院が伝えたいことを日々綴っていきます

● ARどうぶつ病院です。前回に続き今日はマダニについて

2017-08-10 15:13:01 | 病気について
ARどうぶつ病院の盛田です。
本日は前回の続きとしてマダニとノミ・マダニ駆除について書きますね。



ダニはクモの仲間で、マダニとその他のダニは生活様式や大きさなどが大きく違うため英語では呼び方すら『Mite』と『Tick』と違う単語を使います。
一般的に皆様が「ワンちゃん(猫ちゃん)にダニがいる」というときはほぼ見えるダニ=マダニがいるということかと思います。
ダニとマダニ、
両者とも動物に害を与える病気を引き起こしますが今回はマダニについて

マダニはよく山林にいると思われがちですが、ちょっとした公園でも見かけることがあります。ササみたいな葉っぱの裏に居て、動物が通ると振動を感知し葉から動物の体に移るのです
幼ダニ、若ダニ、成ダニすべてのステージにおいて動物の血を栄養源としてます。

バイエル薬品株式会社様HPより引用 http://www.bayer-pet.jp/

吸血の際に下記のような感染症を媒介することが知られており、厚生労働省からも注意喚起しているのが現状です


国立感染症研究所様HPより引用 https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/sa/sfts.html



ニュース記事 日本テレビ
上記の記事は先月に起きました。内容は非常にショッキングで、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)は以前まではマダニに人が咬まれてウイルス感染する経路は知られてましたが、SFTSに感染したと思われる野良猫に咬まれて女性がSTFSを発症して死亡したという痛ましいニュースでした
SFTSはまだあまり皆様に認知されてませんが、致死率30%、治療法がないというなかなか怖いウイルスです。マダニが媒介することはわかっていますが比較的最近になって見つかった感染症なため、他の昆虫媒介などはよく解っておりません



国立感染症研究所様HPより引用 https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/sa/sfts.html
しかし、少なくともマダニからは媒介されることは確かですので、マダニを駆虫・感染予防することはSFTS予防対策として重要ではないかと思います。

当院では予防薬としてフロントラインプラスと99%同一成分のフィプロスポットを採用しています。
この製品はフロントラインと形状が異なり、毛をかき分けて皮膚に滴下しやすくなってます。


また、キャップを時計回りに1/4回転程回すだけでキャップの後ろについているでっぱりが本体に穴をあけてくれる仕組みなので開け方も簡単です(o^―^o)ニコ

これをペットのワンちゃん・猫ちゃんに、マダニ予防なら月に1回、ノミ予防であれば2月に1回滴下するだけです(o^―^o)ニコニコ

予防薬は体重によりますが動物病院で1本1000円~(1日34円~くらい)なので定期的な予防にはどうぞご利用くださいね(⌒∇⌒)/
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