日日是好日

人生の半分はトラブルで、あとの半分はそれを乗り越えるためにある。

続々・つれづれなるままに

2007-11-30 23:55:52 | 日常雑感
こんばんは。
センセに頼まれてエントリを作成してみたはいいのですが、
草稿段階で酒に手が伸び、飲んで寝るを繰り返しているArdbegです。

今回は好奇心でスコッチを嘗めてみたい人向けに、
幾つかの飲み方を紹介してみようと思います。
…こんなん読む人いるのか?

■ウィスキー・ソーダ(ハイボール)
 強い酒を飲み慣れていない人にはお勧め
 サッパリした飲み口で、チューハイ感覚で飲めます
 ベース1に対してソーダ2~3程度で割る
 最初は1:2で始め、好みの割合までソーダを足して行くとお手軽かな

■ウィスキー・ジンジャー
 上記のソーダ割りに対して、こっちはジンジャーエール割り
 口当たりが良い上に若干甘みも加わって更に飲みやすい
 ウィスキーの辛味や渋みに不慣れな向きには、これがお勧め
 …嫌なら止めてもいいんじゃよ? 

■マミー・テーラー
 ウィスキージンジャーにライムジュースを少し入れる
 作るのが簡単だが出来の良いカクテルだと思う。
 口当たりの良さに加えてサッパリした後味で人気の一品
 スッと入るが飲み過ぎると危険
 
バーボンベースならともかく、スコッチベースのカクテルとなると案外少ない。
加えて自宅で飲むとなればシェイクもステアも出来ず、ビルドのみ。
結局無難なところに落ち着きました。

スコッチ本来の美味しさを味わってみたい!と言う方には、以下の飲み方を。

■ストレート
 私の場合はいつもコレ。
 ショットバーなんかで面白い銘柄を飲む時は、
 まずはストレートで最初の半分を楽しむ
     ↓
 水を貰ってトゥワイスアップにして残り半分を飲む
 のパターンが多い

■水割り(トゥワイス・アップ)
 ウィスキー1に対して常温の水1で割る
 プロのブレンダーもテイスティングに使う手法
 アルコールの陰に隠れがちな風味や香りが良く引き立つ
 水道水ではなく、是非ミネラルウォーターで試して欲しい。
 (私見になるが、エビアン等の硬すぎる水だとイマイチ)


最後に我流のテイスティング方法を紹介して、
延々と書き殴った駄文の締めとします。

1グラスに鼻を突っ込む様にして香りをかぐ。
・片鼻→両鼻とやると何やら分かった気分になれる。
・グラスを回してからだとより一層分かりやすい。
・慣れない人は既にこの段階で一発かまされる
・いわゆるトップ・ノート

2少量をゆっくり口に含む
・熱いお茶をすする程度の量でok
・口に含んだ時の風味は銘柄によって様々
・業界用語で言うところのインパクト
・お子ちゃまは既に涙目

3鼻からゆっくり空気を吸い、舌の上で転がす
・口の中で空気と混ざると、一気に香りが変わる
・舌の上で広がる風味を味わう
・舌の脇や奥で転がすと分かりやすい
・酒通が言う「パレート」
・飲み慣れない人の苦悶の表情を見て楽しむ

4.飲み込み、鼻からゆっくり息を吐き出す。
・ゆっくり消えていく香りをかぐ
・トップノートやインパクトと全く異なる違いを分かったつもりになる
・最後までむせなかった人に拍手を送る
・アフターテイストが云々と言うと通ぶれる


ここまで駄文にお付き合い下さった物好きな諸兄に感謝。
忘年会など、酒の入る事が多くなるシーズンとなって参りました。
もし何かの機会がありましたら、スコッチに触れて頂ければ幸甚です。

追伸:センセ
上記内容を踏まえた実体験のレポートとテイスティングノートを提出するように。

続・つれづれなるままに

2007-11-28 00:23:39 | 日常雑感
さてさて、前掲のArdbeg
これはスコッチウィスキーの中でもアイラモルトと呼ばれる銘柄。

スコッチウィスキー、シングルモルトなんて聞くと、
何か小洒落た高尚な酒を想像するかも知れないが、別に身構える必要はない。
ぶっちゃけて言えばスコットランド産の地酒。
少々変わった点として、産地ごとに香りや味わいに特色がある。

アードベッグの蒸留所があるアイラ島はと言えば、
スコッチの中でも正統派とは程遠い異端の地域。
決して万人受けするとは言い難いが…
その際立った個性で、一部にコアな支持層を持つカテゴリである。

曰く、
・強烈な個性がある
・最初に飲んだ時の印象は『こんな酒を好んで飲む奴がいるのか?』
・飲んでいくにつれ、この手の強烈な個性を好きになっていく傾向が強い
・個性的であるが故に、一度好きになったファンは離れていかない

…褒めてるのか貶してるのか分からない評判である。
だが、このアイラモルトと呼ばれるスコッチ達は
佐渡島程度の小さな島にある多数の蒸留所から世に出ており、
世界中で多くの愛好家に飲まれ続けている。

ハードリカーが以前ほどの人気を失った昨今。
移り気な消費者を今なお惹きつけて止まないアイラモルトの面々。
これは、単なるキワモノではない事の証左だと思うのだ。

つれづれなるままに

2007-11-26 00:21:06 | 日常雑感
爺ちゃんの頭上に冠されたArdbegの名。
どこか変わった響きを持つこの名前、由来を知るのは極一部の物好きに留まる。
Ard-beg = ゲール語で”小さな岬”を意味する単語である。

態々ゲール語でキャラに名付けた理由はと言えば…
「キャラクター作成時に飲んでいたスコッチが”Ardbeg”だった」
実はただそれだけの事。事実はかくも散文的である。
仮に焼酎を飲んでいたら、今頃「Iichiko」なる爺がヴァナを闊歩していた事だろう。

キャラの命名はどうにも苦手なので、倉庫キャラもスコッチで統一した。
ジュノ倉庫は”Bruichladdich”
サンド倉庫は”Laphroaig"
バスの倉庫は”Lagavulin”
スコッチにも多々ある中で、お気に入りのアイラモルトのみをチョイスした。

うんうん、一貫性・統一感。申し分ない命名じゃないか。
ご満悦でジュノにキャラを送ってから気が付いた事が一つ。
ポストに荷物送るのめんどくさい…

ジュノに行くまで気づかなかった自分が、ちょっと嫌いだ。