一級建築士事務所アーク・ライフ ブログ

東京都町田市の一級建築士事務所アーク・ライフのブログ

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町田の平屋、断熱工事が進んでいます

2017-04-18 14:57:05 | リノベーション

今日の町田の平屋、断熱工事の二日目です。
昨日のうちに屋根の吹込み断熱材、壁の充填断熱材の施工は終わり、今日は調湿気密シートとテープ、配管貫通部のガスケットの処理でした。
屋根は270mm充填、壁は105mmの充填です。

電気配線は断熱層の中に入れないように計画しているので、この段階でコンセントボックスの気密処理等はありません。
この後30mm程度の厚みの木材を設置し、その部分を配線とコンセントボックスのためのスペースとします。
室内側の仕上げのためのボードはそのあとに張ります。

こうすることで、将来電気配線をやりなおしたり、照明スイッチやコンセントの位置を移動したくなったときに、断熱材や気密シートをいじらずに作業ができます。
構造や断熱気密に関わる部分よりも寿命の短いと考えられる設備は単独に更新ができるようするためです。

断熱材が屋根と壁に充填されて、内外の音が吸収された静かな室内となりました。
今日の強い日差しでも室内は涼しく、風通しがよく気持のよい現場でした。
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構造検査が終わり、断熱気密施工の準備が進行中です

2017-04-14 19:22:30 | 16町田

町田の平屋は建設性能評価取得のため、4回の現場検査を受けます。今回は2回目の耐力壁設置の検査、耐力壁設置の状況や金物の設置状況の確認です。
監理者としての確認は済んでいるので、手続き的なところもありますが、第三者の目が入るのは大事です。検査機関の検査員とグリーン化事業の採択グループに所属する設計者の2者の検査を受けます。結果は支障なし。次の工程に進めます。


雨に濡れずに車から玄関に行くための庇も出来てきました。庇の出は約1.4mあり、安心感があります。


外壁のタイベックも設置され、設備の為のスリーブも設置も進んでいます。月曜日から断熱気密工事なので迎える準備です。


レンジフードの給気と排気のためのスリーブは防水、気密、耐火を考慮して後の施工も問題ないように設置されています。
自由に曲がるフレキダクトは使用せず、鋼板製のスパイラルダクトを使用します。
木造住宅のレンジフードは外壁のスリーブ位置とレンジフードの取付位置が比較的近く、スパイラルダクトで配管するためには位置出しを設計段階から行っておく必要があります。
レンジフードのスリーブについての昨年の記事



レンジフードのスリーブはカナイの不燃パイプにスパイラルダクトをつなぎ、アルミテープで固定してから外部側から設置します。
下の図は、現場の施工のため描いた詳細図の手順のイラストです。図面を描くソフトで書きました




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町田の平屋、家らしくなってきました

2017-04-06 13:07:36 | 16町田

上棟から三週間経過した町田の現場。
大工さん達がインフルエンザにかかり、少しスケジュールから遅れ気味ですが、徐々に家らしくなって来ています。
^_^ほ

今日は外壁の耐震壁の構造用合板貼りとサッシの搬入。サッシは玄関扉と勝手口を除き全て樹脂サッシで、ペアガラスのサッシとトリプルガラスサッシの両方を使っています。

トリプルガラスはガラスが3枚入っていて間の層にアルゴンガスが充填してあるもので厚みはガラスと中間層合わせて42mmあります。ペアガラスはガラスが2枚になっていて厚みは22mm、20mmも差があります。厚みが2倍で断熱性能もトリプルガラスがペアガラスに比べて約2倍の性能があります。

ではなぜ全て性能の良いトリプルガラスにしなかったのか。それはガラスの枚数が増えると太陽の熱を室内に取り入れにくくなるからです。

これからは暖かくなって来ますが、冬場は太陽の熱を有効活用することで室内の温度を暖かく保つことができます。断熱性能の良いトリプルガラスのサッシにして熱を逃げにくくするか、ペアガラスにして断熱性能は少し落ちても太陽の熱を室内に効率よく取り入れた方が良いのかが設計の1つのテーマになります。

この判断は適当にするのではなく、冬場の熱の取り入れと逃げの収支を比較するシミュレーションを行って判断します。今回はペアガラスにした方が冬場の熱の収支が良かったので、一部ペアガラスを採用しました。

このようにどこにどれくらいの大きさでどれくらいの性能の窓を設けるかについての判断は、外観や間取りからだけでなく、室内の熱環境も含めて判断するのが良いと考えています。

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町田の平屋上棟しました

2017-03-27 15:32:10 | リノベーション


少し日があいてしまいましたが、町田の平屋上棟しました。
上棟とは、木造住宅の場合、骨組みの柱・梁(水平方向の部材)をあらかじめ加工したものを現場の基礎の上に組み上げ、屋根が載る一歩手前の状態にすることです。木造建築では節目となるイベントでお祝いもしたりします。今回は特にお祝いは無しですが、設計監理者としては気持ちが盛り上がります。とはいえ、出張予定とぶつかっていたため、私は当日は立ち会えず、スマホでの電話、写真等のやり取りでの現場確認でした。

最近の事例の構造部材の加工はほとんどがプレカット工場での機械加工のため、設計図とプレカット加工図の確認にエラーがあると現場で組めないという大惨事になってしまいます。今回はいつも以上に複雑な屋根組だったので現場立ち会いしないのが心残りでしたが、スムーズに上棟出来たのでほっとしました。



屋根組が複雑になったのは、いつもの切妻、片流れ等のシンプルな屋根形状でなく、屋根を一部高くして高窓を設けたたためです。その目的は奥行きの大きな居間の明るさ確保と風通しの確保です。高窓を設けることと内部には耐力壁を設けず、構造柱も2本だけになっていることの両立が屋根組みのテーマでした。


結果、高窓部分は登り梁の上にお神輿(構造的にはしっかり一体)のように載せました。


出来上がりはシンプルにみえますが、通常であれば910mm間隔に入れる登り梁を少しずらしながら、部材同士の接合が複雑にならないようにしています。



屋根はいつも通り登り梁の上にネダノン合板を直に張って屋根面の剛性を確保しています。今回からはその上にネオマフォームを付加断熱して断熱性能の向上と内部結露対策の徹底をはかりました。



その上に一度透湿性のある防水紙を敷き、継ぎ目には防水テープを張ります。複雑な取り合いでシートだけでは防水処理がしきれない部分は伸縮性のあるテープを張って処理しました。



その後垂木を設置しています。垂木が防水紙の外側にありますので万が一屋根面で雨漏りしたときも躯体に雨水が浸入しないようになっています。また、屋根の防水紙と外壁の防水紙がシームレスにつながりますので、屋根と壁の取り合い部分からの雨漏りの発生もほとんどなくなります。
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いよいよ土台敷き、の前に、、、

2017-03-13 16:51:43 | 16町田

町田市の平屋の現場、今日はいよいよ土台敷き。
の予定でしたが土台の下に挟む気密用の部材が手違いで届いていないため、工務店さんは午前中急遽部材手配の動きでした。

午後2時の現場確認で無事部材があることを確認し、一安心。建て方時に使う断熱材、土台等も確認しました。


断熱材はこの一山を屋根の上に乗せるのに使います。

明日は現場に来れないので明後日の上棟を楽しみに現場を後にしました。
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