玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*ぶらり上野

2017年12月07日 | 捨て猫の独り言

 遠来の泊り客と上野の辺りを歩くことにした。東京文化会館の横を通り、向こうに東京国立博物館を見渡せる噴水前広場では錦鯉の品評会が始まろうとしていた。青空のもとブルーの無数の簡易水槽に巨大な錦鯉がゆったりと泳いでいる。あれはいつのことだったか一度は入館したことがある博物館を右手に見ながら東京芸術大学を目指した。

 芸大を訪れるのは初めてだ。道路を挟んで左手に芸大美術館があり、右手に上野キャンパスがある。美術館では最近まで、「皇室の彩り」と題して創立130周年記念特別展が開催されていた。この日は無料の「子供は誰でも芸術家だ。問題は大人になっても芸術家でいられるかだ。パブロ・ピカソ」展が開かれていた。

 

 美術館から中庭を見下ろしていたら、木立の中に平櫛田中が制作した「岡倉天心像」を発見した。天心を敬愛していた田中は登校のたびに自作の天心像に最敬礼していたことは聞き知っていたが、それが今ここに在る。アーネスト・フェノロサや、岡倉天心らの尽力で1887年(明治20)に「東京美術学校」はスタートしている。

 

 博物館とは反対方向の狭い道路を抜けてゆく人の流れに興味が湧き、後をついてゆくことにした。町巡りイベントに参加の人たちだという。狭い道路の住所表示は上野桜木町とある。流れと別れて谷中霊園に出た。表示に導かれて徳川慶喜の墓所に参る。管理事務所で著名人墓碑(56人)をもらう。複雑な区画の霊園は日暮里駅の西側に密接している。東口のロータリー前のある中国料理「又一順」で遅い昼食となった。

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