ニッポン徘徊―中山道106 草津宿

2017-02-09 04:15:40 | ニッポン徘徊─中山道
「綣(へそ)」という、謂れは不詳の珍しい地名の地区を過ぎ、葉山川を渡ってしばらくすると、左へゆるやかにカーブして草津宿へ入るのがかつての道筋でしたが、その部分は東海道本線の線路で消滅しているため、付近の暗渠をくぐり抜け、すぐ線路に沿って曲がって進みます。




その先で陸橋をくぐり、渋川町に入ると、時代の新旧が混在したなかにも、



旧宿場の雰囲気が漂いはじめます。

JR草津駅前にあたる大路という中心地に至ると、「昔の繁栄いま何処……」な寂れたアーケード商店街が展開し、



その切れ目まで来ると、目の前には上を草津川が流れていた草津隧道が。



草津川もいわゆる“天井川”で、宿場のほぼ中央にこうした流れがあるとは、特異な印象をうけます。

この隧道は明治17年、当時の戸長が県令に請願して認可され、翌18年からここもやはり突貫工事で、明治19年に完成させたもの。

現在この天井川跡は、複合型商業施設へと生まれ変わる、最っ只中にあります。



隧道を抜けたところが、東海道との合流地点。



↑写真左手の道が東海道で、傍らには道標も残されています。



この合流地点の近くには近年に復元された旧本陣があり(↓写真右手)、



むしろこちらのエリアに、旧宿場の風情が残されていると言えます。



さて、草津宿から先、京三条大橋までは、東海道との共行区間となります。

しかし、東海道の“五十三次”は江戸日本橋から草津宿までで、次の大津宿については、中山道の“六十九次”のうちに数えられているため、引き続き旧中山道探訪として、お話しを進めていきます。
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