あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

吉祥院の桜

2017年04月08日 05時50分05秒 | しだれ桜
2017.4.5訪問。東郷寺のしだれ桜→京王フローラルガーデンで各種木蓮→多摩センター駅からウォーキング(鶴牧西公園の樹齢200年のしだれ桜→乞田川の桜並木→吉祥院のしだれ桜(←今ここ)です。
乞田川を西から東へ。途中の上之根橋で乞田川と別れ南へ。京王&小田急の高架をくぐってすぐ、左手に吉祥院があります。
吉祥院はしだれ桜の名所です。行ってみれば、小さな境内に数種類の桜が盛りの時期を微妙にずらして次々と咲く場所のようで。
最初に目に入るのがトップ画像のしだれ桜ですが、訪問した4月5日はまだ見頃前でした。
んん〜??東京都天然記念物の石碑があるけどさ、この程度のしだれ桜ならば、ちょっと古い庭の桜にもあるよな??

あれ??そういえば…。鶴牧西公園の樹齢200年のしだれ桜って吉祥院のしだれ桜をいただいて来て〜って説明板にあったよな〜??あれ〜〜??
帰宅後調べたところ、「吉祥院は3月下旬から四月上旬にかけて小彼岸桜・枝垂れ桜・染井吉野が順次開花を迎える。
本堂手前には信州高遠の門外不出の小彼岸桜がある。
樹齢40年ほどの枝垂れ桜には逸話がある。
昭和39年の台風の被害にあうまでは、その場所に東京都の天然記念物だった樹齢600年のしだれ桜があったという。新田義貞の子・新田義興が北条氏討伐を祈願して植えたという伝説の桜。
今の枝垂れ桜も、鶴牧西公園の樹齢200年の川井家のしだれ桜もともにその子ども。」
う〜む。かつての樹齢600年の枝垂れはいかばかりの見事さだったのだろうか…。想像すると面白い。目の前のまだ40年の若木もそのうち見事な桜になるのかな?
では境内にある他の桜は現在どんな咲き具合か?













境内を撮影させていただいたご報告にお賽銭入れて参拝。時刻は14時50分から15時になっていました。
本来はもう一度乞田川に戻り、京王&小田急永山駅そばまで両岸の桜並木を追いかけるつもりでしたが、この近所にある東京都立埋蔵文化財調査センターに寄りたいんだよね。
ここ行った事あります?しばしば縄文人の暮らしをキミも再現してみないか?とばかりに、縄文人の主食のどんぐりでクッキーを作る!だの縄文人の衣服を作る!だの(しかも布を織る所から)コンセプトが変わってるんですよね?館長さんの方針かしら?実際に縄文土器に触れたり、その縄文土器を持ち上げて重さを実感出来る歴史好きな人や異世界トリップのラノベが好きな人にはぜひぜひ足を運んでいただきたい施設です。おススメです。そういや、実際に縄文土器を作って焼くのも再現してましたね。
そんな場所に、桜散歩を中断してまで立ち寄った訳はといいますと、去年の11月、多摩センター駅から10キロ里山ウォーキングに参加した折、【南多摩発見伝 丘陵人の宝もの〜遺跡からみた多摩丘陵の歴史〜】と題した展覧会がありまして、そこに展示してあった朝鮮新羅様式の馬具に歴史好きのアンテナが反応してしまい…。5月のCOMITIA合わせの『歴史の現場に行って見たら驚いた!』をテーマに漫画を描こうと考えてましてね。ぜひぜひなぜに多摩センターに朝鮮の馬具があったのか?も描いてみたいな〜と。
ついでに11月に展示物を見た時に、うっかり画像撮影しそびったので、今回画像撮影したいと思ったのね。

11月のセンターに立ち寄った時に疑問に思った私は、居合わせたセンターの先生に質問したら、「かつて多摩地域には朝廷直轄の牧場がありました。在郷の富豪により馬を管理生産し、周辺の村々では馬具や武器を作る鍛冶場工房が増加。馬と鉄の生産がやがて武士団の形成に…」というお話が。
その時に「かつて日本に馬いませんでしたよね?どっから連れて来たの?」だの「馬を生産して中央に連れてってたの?年貢代わりに」だのあれこれ質問攻めにしちゃった私。
先生は「朝鮮から馬を連れて来て、世話人や生産者も共に来て。なぜが木曽経由で関東へ来た!」と教えてくれたんだけども。今回ど〜しても確定しときたかったのがその時期です。ええ。さっき吉祥院で新田義貞の名前出たし。多摩で馬や鉄製の馬具や鉄製武器を大量生産出来る力があったとして、最終的に新田義貞登場?鎌倉幕府倒れる?なのか??
いや、日本に朝鮮からあれこれ入って来たのって白村江の闘いだとして、仏教伝来?いやそれはあまりにも昔過ぎる。なら日本の奈良・飛鳥時代のルネサンスの時か??とか肝心な時期を聞き逃してたのよね〜。
何をくどくど語ってるか?といえば、4月5日に訪問したら、3月末で展示替えして現在は馬具展示されてませんでした…。
やっちまった〜〜。あと1週間早く来とけば…。いや、そもそも東郷寺のしだれ桜って毎年3月末には見頃なのに〜〜。画像がないと馬具がかけない。この場合、馬具がネタの肝だったのにぃ〜〜。終わった〜〜。
ちなみに、時期だけは特定したいと思い、受付のお姉さんに質問したら【南多摩発見伝〜】の無料パンフレットをいただいてきました。パンフレットによりますと、多摩・八王子・あきる野に大きな馬の牧場があったのは平安時代だそうです。
へ・平安か〜。中央は貴族社会だねっ。馬の需要なさそう〜。貴族が乗るの牛車だし。も、妄想がはかどらない〜。
とぼとぼと…。多摩センター駅へ向い小田急線で帰路につきました。
予定では五月台駅で途中下車して丘を下り、麻生川の桜並木と青林寺さんの小彼岸桜並木と塔のコラボ画像撮影したかったんだけども〜。妄想エネルギーが足りない…。大人しく帰る事にしました。尚、4月5日午後は、高架の上から見下ろした麻生川の桜並木はほとんど咲いてない状態でした。今(2017/4/7午前)調べたら、昨日・一昨日と暖かかった為か既に満開だそうです。

すぎ様へ。
コメント書き込みありがとうございます。
おススメした高尾しだれ桜巡りの参考にして下さればと思いまして、過去記事を貼付けておきます。
超満開の高楽寺のしだれ桜(2015年4月1日)の記事 2015年3月31日の桜散歩です。私が回ったコースも記載してます。参考になりましたれば。
コメント
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