阪神5-7中日@甲子園・3塁アルプス
火曜日、楽しみにしていた観戦が雨天中止になり、それがどうしてもあきらめきれず、井川のスライド登板を信じてこの日行く決意をした。もちろん、チケは持っていない。当日になってネットであちこち探して、一緒に行く友人がキャンセルになったという人にメールをしたが、すでに決まってしまった後だったので断られた。次に1塁アルプス1枚余っているという人にメールをしたが、その人は甲子園に来ないので受け渡しができずにあきらめた。
すると、最初に断られた人から再度メールが来て、またドタキャンくらったので一緒にどうですか?とのこと。ああ、これはもう私に今日井川のナイスピッチングを見せるための神様の思し召しなんだわ!と思ってそりゃもううれしかったですよ。
5時に仕事を終えて甲子園に向かった。
5時半頃に甲子園に着いたが、向こうが仕事で6時過ぎに着くということだったので、それまで球場の外で待っていた。6時になり、中から「わーーー!」という歓声や「あーーー!」という溜息が聴こえてくる。一体、井川はどんな調子なんだろう?と携帯でチェックすると、1回は井端にヒットを打たれながらも無失点で切り抜けたようだ。
ホッとしていると、チケットを譲ってくれる方がやってきた。この人は阪神グループの会社の社員さんで、チケは会社でもらったものなのでタダで差し上げますとのこと。なんてラッキー!急いで球場の中へ入った。
球場に入ると、すでに2回が始まっていた。ツーアウト1、2塁というピンチだったが、なんとか切り抜けた。そして、裏の阪神の攻撃。金本がいきなりツーベース。続くマコがレフトへ2ランHR!よし、先制だ!桧山が凡退するも、矢野がレフトへソロHR!矢野がHRを打てば阪神は負けないというジンクスがある。いい感じで3-0とリードすることができた。
しかし、喜ぶ一方で、あまり簡単に点を取りすぎたことにこれまでの井川の中日戦でのピッチングが頭をかすめ、嫌な予感がしたのも事実だ。
3回。先頭の荒木のサードゴロをマコがエラー。嫌な予感はここから始まった。続く井端にはきれいにセンター前にはじき返される。ノーアウト1、2塁。そして嫌なバッター立浪を打席に迎える。
何球目だっただろうか、立浪の振り抜いた打球がライトポール際へ一直線!3アルから見ていた私は間違いなくHRだと思ったけれど、打球は切れてファール。ホッとしたのも束の間、結局フォアボールでノーアウト満塁となってしまった。
そして、打席にはウッズ。カウント0-1から、137キロのストレート(ツーシーム?)をウッズは打ち返した。その瞬間、HRを確信した私は両手で頭を抱え、阪神ファンで埋め尽くされたライトスタンドに吸い込まれてゆく打球を見送った。
逆転満塁HR―。
井川はこれまでのプロ人生の中で一度も満塁HRを打たれたことはなかった。それがよりによってこの天王山で、しかも味方が得点した直後に打たれてしまったのだ。
そして、落ち込む暇もなく福留にもライトスタンドへ運ばれる。もう何がなんだか私にはわからなかった。呆然とするしかなかった。
それでも4回、岡田監督は井川をマウンドに送った。3回は打者一巡だったのでまたもや1番・荒木からの攻撃だ。常にボールが先行していた井川に、スタンドから溜息がもれる。結局、荒木にはショートヒット、井端にもレフトヒットを許し、ついに投手交代となった。
このとき、スタンドから拍手が沸き起こった。3回の時点で、私の席の周りからも「もう井川交代や!」という声が聞こえていたが、ついに降板ということでファンはやれやれという気持ちで拍手したのだろう。早く井川なんかマウンドから降りろ!そんな拍手だった。
3回0/3、7失点で井川は降板した。
ここまできたらもう私は限界で、というかとっくに限界は超えていたけれど、初対面の人の前で涙なんか見せられないと必死でこらえてきたが、さすがにこらえきれなくなった。思わず席を外してトイレに駆け込んだ。もちろん、井川ユニを着ていた私は、歩いていると背中にやたら冷たい視線を感じた。そして、あちこちから聞こえてくる井川への批判。
何で私、こんな日に来てしまったんだろう・・・。
とりあえず、また席に戻って最後まで応援は続けた。正直、もう勝っても負けてもどうでもよかった。いや、もちろん勝ってくれることを信じて応援はしたけれど、逆転勝ちの少ない阪神が今の中日相手に逆転勝ちなどできるはずもない。
結局、5-7敗れた。あの満塁HRがすべてだった・・・。
もう、井川に対して怒るとかそういうことすらできない。ただただ、悲しいだけ。ファンをやめられたらどんなに楽かと思うけど、果たしてやめられるんだろうか?この先、応援していく意味ってあるのかな?
一夜明けても、あのウッズの弾道が目に焼き付いて離れないんだよ・・・。
火曜日、楽しみにしていた観戦が雨天中止になり、それがどうしてもあきらめきれず、井川のスライド登板を信じてこの日行く決意をした。もちろん、チケは持っていない。当日になってネットであちこち探して、一緒に行く友人がキャンセルになったという人にメールをしたが、すでに決まってしまった後だったので断られた。次に1塁アルプス1枚余っているという人にメールをしたが、その人は甲子園に来ないので受け渡しができずにあきらめた。
すると、最初に断られた人から再度メールが来て、またドタキャンくらったので一緒にどうですか?とのこと。ああ、これはもう私に今日井川のナイスピッチングを見せるための神様の思し召しなんだわ!と思ってそりゃもううれしかったですよ。
5時に仕事を終えて甲子園に向かった。
5時半頃に甲子園に着いたが、向こうが仕事で6時過ぎに着くということだったので、それまで球場の外で待っていた。6時になり、中から「わーーー!」という歓声や「あーーー!」という溜息が聴こえてくる。一体、井川はどんな調子なんだろう?と携帯でチェックすると、1回は井端にヒットを打たれながらも無失点で切り抜けたようだ。
ホッとしていると、チケットを譲ってくれる方がやってきた。この人は阪神グループの会社の社員さんで、チケは会社でもらったものなのでタダで差し上げますとのこと。なんてラッキー!急いで球場の中へ入った。
球場に入ると、すでに2回が始まっていた。ツーアウト1、2塁というピンチだったが、なんとか切り抜けた。そして、裏の阪神の攻撃。金本がいきなりツーベース。続くマコがレフトへ2ランHR!よし、先制だ!桧山が凡退するも、矢野がレフトへソロHR!矢野がHRを打てば阪神は負けないというジンクスがある。いい感じで3-0とリードすることができた。
しかし、喜ぶ一方で、あまり簡単に点を取りすぎたことにこれまでの井川の中日戦でのピッチングが頭をかすめ、嫌な予感がしたのも事実だ。
3回。先頭の荒木のサードゴロをマコがエラー。嫌な予感はここから始まった。続く井端にはきれいにセンター前にはじき返される。ノーアウト1、2塁。そして嫌なバッター立浪を打席に迎える。
何球目だっただろうか、立浪の振り抜いた打球がライトポール際へ一直線!3アルから見ていた私は間違いなくHRだと思ったけれど、打球は切れてファール。ホッとしたのも束の間、結局フォアボールでノーアウト満塁となってしまった。
そして、打席にはウッズ。カウント0-1から、137キロのストレート(ツーシーム?)をウッズは打ち返した。その瞬間、HRを確信した私は両手で頭を抱え、阪神ファンで埋め尽くされたライトスタンドに吸い込まれてゆく打球を見送った。
逆転満塁HR―。
井川はこれまでのプロ人生の中で一度も満塁HRを打たれたことはなかった。それがよりによってこの天王山で、しかも味方が得点した直後に打たれてしまったのだ。
そして、落ち込む暇もなく福留にもライトスタンドへ運ばれる。もう何がなんだか私にはわからなかった。呆然とするしかなかった。
それでも4回、岡田監督は井川をマウンドに送った。3回は打者一巡だったのでまたもや1番・荒木からの攻撃だ。常にボールが先行していた井川に、スタンドから溜息がもれる。結局、荒木にはショートヒット、井端にもレフトヒットを許し、ついに投手交代となった。
このとき、スタンドから拍手が沸き起こった。3回の時点で、私の席の周りからも「もう井川交代や!」という声が聞こえていたが、ついに降板ということでファンはやれやれという気持ちで拍手したのだろう。早く井川なんかマウンドから降りろ!そんな拍手だった。
3回0/3、7失点で井川は降板した。
ここまできたらもう私は限界で、というかとっくに限界は超えていたけれど、初対面の人の前で涙なんか見せられないと必死でこらえてきたが、さすがにこらえきれなくなった。思わず席を外してトイレに駆け込んだ。もちろん、井川ユニを着ていた私は、歩いていると背中にやたら冷たい視線を感じた。そして、あちこちから聞こえてくる井川への批判。
何で私、こんな日に来てしまったんだろう・・・。
とりあえず、また席に戻って最後まで応援は続けた。正直、もう勝っても負けてもどうでもよかった。いや、もちろん勝ってくれることを信じて応援はしたけれど、逆転勝ちの少ない阪神が今の中日相手に逆転勝ちなどできるはずもない。
結局、5-7敗れた。あの満塁HRがすべてだった・・・。
もう、井川に対して怒るとかそういうことすらできない。ただただ、悲しいだけ。ファンをやめられたらどんなに楽かと思うけど、果たしてやめられるんだろうか?この先、応援していく意味ってあるのかな?
一夜明けても、あのウッズの弾道が目に焼き付いて離れないんだよ・・・。
あらんじさんと同じ状態です。。。
私も井川ユニ着てましたよ(PД`q)つらかったですね。どこに行っても聞こえるのは井川への文句ぱかりで。。。
私の甲子園観戦で井川では負けたことなかったので絶対逆転してくれるはずと信じていましたが負けちゃった(´・ω・`)ションボリ
私は本当は井川を中日戦からはずしてほしかったのです。井川は前からずっと中日と相性が悪いし、それに今年は特に中日に自信を持たれてしまってるから、彼が今、絶好調の中日に勝てるとはどうしても思えなかった。相性が・・なんて言うのは甘いとは思いますが、今チームにとって一番大事なのは試合に勝つことだから。でもまたどうしてこうなってしまうのか、本当は信じられないのですがね。
でもね、井川だってNUMBERの中で、自分はまだまだだって言ってたじゃないですか。彼が学ばないといけないことはたくさんありますが、それでも、いつかいい投手に成長してくれるだろうと、私はもう少し気長に彼を見ていくつもりです。多くの阪神ファンが彼を批判する中、応援する人もいなくちゃ。たとえ他のユニ着ることになっても、私は応援し続けるつもりです。あまのじゃく?
ヤケ食いの会with harunokさんにお誘いしたのに(>_<)!
3回は、ファンもざわざわしすぎ。
満塁HR打たれても、1点差で済むように3点先取したと思ったらいいねん。
つい野次る、不安がる気持ちもすごくわかるんだけど、選手の皆は悔しさをバットで、マウンドで返してるんやから、ファンもぐっとこらえて、声援で返せないんかな。
そう思いながら、「井川くん頑張れー」って言ってました。
先発投手のファンって、一週間に一度やから大変やと思います。
でも、その涙が秋には笑って話せるように。
井川くんの試合も、井川くんでない試合も、いっぱい声援送っときます!
昨日も甲子園に行ってて、会長や赤星くんを見て、選手はどんな悔しさも黙ってバットで、マウンドで返しているわけだから、ファンも声援で返せないかなって思った。
野次とか、ざわめきとか、気持ちはわかるんだけど、ぐっとこらえて、声援に変えられないかなぁと。
あの満塁ホームラン打たれても1点差で済ますために3点先制したと思えばいい、井川くんが初めて打たれて真っ白になったとしたら、声援で自分を取り戻してもらうことはできないかなあって、
思いながら「頑張れー」って言ってた。
あらんじさんの涙が、秋には笑い話になっていればいいね。
私はまだまだ信じてるよ。
あと一ヶ月ちょっと。
それは派手な場面かもしれないし、地味な場面かもしれないけれど、井川くんの努力と苦しみは絶対実を結ぶ。結ぶったら結ぶ! 念!
31日、私も甲子園に行って運良く井川さんのピッチングを見れることを喜んでました^^内容は別としてですが。拍手がおこったとき、私は周りの人がなぜ拍手をするのかすぐに理解できませんでした。(のちに友人に聞いてやっと理解しました^^;)
全員というわけではないのですが、阪神ファンはどこかマナーがないと思います。あの日の拍手や、相手投手の降板時の「蛍の光」の合唱。これらはその日に勝つという意識をしてきた選手に失礼な行為であると思います。悪ノリしずぎですよね。
明日からはまた中日との直接対決です。岡田監督が井川さんを先発させるかわかりませんが、次、登板するときは前の試合の分の雪辱を晴らしてくれると信じてます。
おいしそうなデザートもありがとうございます。
なんだかんだ言っても、これからも応援しつづけますよ。
お互い、せっかく観に行けることができたのに、残念な結果に終わってしまいましたね。
ちょうどトイレに逃げ込む時に、ケータイで話してるおっさんがいて、
「井川は抹殺せなあかんなー」とか言ってるんです。
冗談半分なのはわかるけど、「抹殺」って...。(涙)
とりあえずそいつを睨んでやりましたけど!
>私の甲子園観戦で井川では負けたことなかった
考えたら、私も今まで井川先発の日は結構勝ってたんですよね。
井川のピッチングはよくなくても、結果的に勝つっていうパターン。
でも、今年は開幕戦も散々だったし、もう行かない方がいいような気がしてきました。
と思ったら、また明日なんですよね...。はぁぁぁ~あ。
私も、あの直後はもうローテを変更してほしいと思ってました。
でも今は、やっぱり悔しいからリベンジしてほしいと思ってます。
3度も同じ相手にやられるなんて、悔しくてしょうがないです。
中日にクセを盗まれていたとかどうとかって言われてますが、実際はどうなんでしょうね。それならそれで原因がわかってよかったとは思うのですが、果たしてそれをすぐに修正できるものなのか...。
よくわかんないのですが、携帯だと顔文字が途中で切れてしまうらしいのです。
こんな長文を携帯からわざわざありがとうございました。
きさらぎさんにはこの前のKOの時もたくさん励ましてもらって、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。なんとお礼を言ってよいのやら...。
>井川くんの努力と苦しみは絶対実を結ぶ。
本当にそうあってほしいですね。私も念を送ります!