はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

福井県の女性議員

2007-12-26 | ジェンダー関連

2007年12月26日(水曜日)
窯元?
福井県おおい町では、原発が立っている地区を
「かまもと」とよぶらしい。

人口300人ほどの「かまもと」地区からは、
町会議員が数人出ていて、
すべての人が300票以上の得票で当選。

「わしらはかまもと!」と
誇り?にしているという。

町全体が、原発にすべてをゆだねて
生きてきたともいえる。

そのおおい町でたったひとりの
保守系女性議員は
孤軍奮闘。

行政からも
「おんなはいらん!」と
言われ続けてきたという。

福井県女性議員の会にも
遠いところから、何時間もかけて
いつも参加してくれている。

現在、嶺南の女性議員は
敦賀が3人、
小浜1人、
美浜町2人、
若狭町1人、
高浜町1人、
おおい町1人の計9人。
(福井県内の女性議員は24人。
 全国で唯一、女性県議ゼロ)

平成の市町村合併で
嶺北では、町議会がほとんど
姿を消し、女性議員は
南越前町のひとりだけとなった。

くらべて、嶺南では
半数以上の女性議員が町議会議員である。

市議会議員との温度差を強く感じていると
話す、嶺南の女性議員たち・・・

そこには原発立地地域という
特色も強く影響している。

福井県女性議員の会でも、
先日の県民サービス室に抗議したことについて
「過激なやりかたについていけない」という
保守系女性議員もではじめている。

福井県の男女共同参画を後退させないように
取り組んでいきたいという
わたしたちの思いとはうらはらに
女性たちからも
バックラッシュの強い風当たりを
感じている今日この頃である。
コメント
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