荒川家具 店主のブログ

ほとんどが私事、たまに仕事、素直な気持ちを書きます

初期のころのお客様

2014-02-24 | 納品例

先日、8年ぐらい前にダイニングテーブルと椅子をご購入いただいたお客様がご来店され、座面の張替えと、新たに息子さん用の椅子をご注文して頂いた。まだ小さかった息子さんも大きくなり、みんなと同じ椅子を使いたいとのことだった。
お店に入ってきて、ご主人様が「覚えてますか、ご無沙汰しています。椅子を1つ追加しようと思いまして。」
奥様  「どれだったかな・・・」 昔より椅子の数もかなり増えたので、店内をぐるりと見渡す。
私  「これですよね。」 ご購入いただいたのは宮崎椅子製作所のPePeチェアー
奥様  「え!よく覚えてますね。ビックリです。」
私  「A様は私がお店をやりだした初期のころのお客様でして、とても印象に残っているんです。」

初期のころのお客様という言い方にA様も笑っていたが、私がサラリーマンをやめ家業を手伝いはじめたのが2000年。私が入る前のお店は、いわゆるどこにでもある町の家具屋さん。最初の数年は何も分からず試行錯誤で、お店作りや新しいメーカー探しなど色々やっていた。少しずつ商品も増えてはいったが、まだ明確なお店の方向性なども決まってなくて、なかなか売上げも安定しなかった。「自分がいいと思っても、お客様はいいと思わないんじゃないか。」 「方向性が間違っているんじゃないか。」 そんな中、A様のようなお客様にわざわざ市外からご来店頂きご購入いただいたと思う。
「私の方向性は間違っていなかった、A様のようなお客様を相手にしていけばいいんだ!」 そんな喜びと少しの自信を感じたのを覚えている。

当店を忘れないで頂いて、きっと家具にも満足してお使い頂いているんだろうな。
ありがとうございました。

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やさしくなりたい

2014-02-23 | 店主のひとり言

いつのころだったろうか。そのころの私は、自分の欲求に正直になって自分のやりたいようにやろう、仕事もプライベートも自分が好きと思ったことは、家族に反対されてもやってしまう。自分が気持ちいいこと、自分が楽しいこと、自分が、自分が、自分が・・・ そんなことばかり考えていたと思う。そしてそれが結局は家族も幸せになれると思っていた。

そんな私の振る舞いに対し妻はひどく反発した。「あなたは今どこを向いているの?あなたのしあわせってそういうことなの?」

何時間もの口論の末に、こう怒鳴った時もあったな・・・「最終的には俺の人生だ、好きなようにやらせてもらうよ、邪魔しないでくれ!」

まったく情けねえな・・・アラフォーだっていうのに。たぶん自分の欲求ばかり求めていてもきりがないんだろうな。1つ手に入れたら、またもう1つ、次に進んだら、また次。

 

 

本当はもっとやさしくなりたいんだ・・・周りの人にも、妻や子供に対してもやさしくなりたい・・・もっと強くなりたい。

 

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このソファー

2014-02-17 | 納品例

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昔、誰かの文章で「車は、いい車を買おうと思えばお金を出せば誰でも買える。大会社の社長だろうが、親が金持ちの学生だろうが同じ車を乗れる。しかし、いいソファーというのは誰もが選べるわけではない。その人がいままで何にお金を使ってきたか、どんな暮らしをしてきたかセンスが問われる。」いいソファーを選ぶのはいい車を選ぶよりも難しいと言うようなことが書いてあったと思う。

このソファーは当店でもロングセラーで、コツコツと販売してきた。派手さはないシンプルな良質なソファーだ。生地もイタリア製のものから選べたり、仕立てもいい。質の悪いソファーの中には最初からよれた感じのものがあったりするが、このソファーを見てもらえば質のいいソファーという物が分かってもらえると思う。クッション性も抜群でじんわりと体を包んでくれる。

家具に限らず最近はわかりやすいものが受けていると思う。我々販売する側もわかりやすいものの方が売りやすい。だが、このソファーのように普通に良い物のをしっかりと説明してお客様にお勧めするのも大切だ。それを分かって頂いて購入して頂いた時は喜びもひとしおだ。

ありがとうございました。

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