花火、ときどき牛

花火について、またときどき牛について

[23] 自己ちゅうな脳と、なまくらな体 【花火】

2017-04-21 | 日記




今の宝塚の住まいは5月まで、となった。
新しい部屋にも漆喰が塗られたことだし、あとは引っ越しだ。
職場には遠くなるけれど、通えないことはない。

3月半ばからの週末、車で神戸の実家に帰るたびに、少しずつ荷物を運び出している。
2ヶ月がかりの引っ越しである。

荷物を完全に移し切るまでは、メインの生活場所は宝塚なので、
とりあえず無くても困らないものから車で運ぶことになる。

1週目は、ふだん聴かないCDの山を運んだ。

2週目は、4~5月には着ることのない冬用のコートや夏服を運んだ。

3週目は、今すぐ読みかえすことのない本の山を運んだ。

そして4週目にあたる先週、残りの本と、空っぽになった本棚を運んだ。

この辺りから、最後の最後に残るものの予想がついてきた。

来週着る服と、米と炊飯器と、布団――つまり、衣・食・住の3点セットである。

暮らしに本当に要るものなんて、実は限られている。
私の場合、そこに、書くことと、歩くことと、誰かとの対話が加われば、それで満ち足りる。

「もっともっと」という上向きのベクトルは、裏返せば、
「これだけあれば生きていける」という下向きのベクトルに置き換えられる。

脳の要求はエスカレートする一方だけれど、
体は身の丈にあったものを控えめに求めてくる。

だから私は、自己ちゅうな脳より、なまくらな体の言うことに、耳を傾けようと思う。


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