花火、ときどき牛

花火について、またときどき牛について

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

[35] 短歌ブームの残滓 【花火】

2017-05-03 | 日記




目が、肥えてきた。

もう十年も、日本の花火の最高峰である大曲の花火大会を見ているので、
花火を見る目が、変に肥えてきたのである。

今のは良かった。今のはまずい。
…とそれは、分かる。
けれども、実際のところは何も分かっていない。
花火の仕組みも、花火の作り方も、花火の打ち上げ方法も、まったく何も知らない。

実際の私は、線香花火を持つときも、へっぴり腰になるぐらいなのだ。

…そういえば昔、そんなことを短歌に詠んだなぁ、と思ってファイルを探したら、こんなのが出てきた。


 生きるうち目は肥え耳肥え舌も肥え「批評家」となりただ坐している


こんなのも、ある。 


 君走り休まず走り生む文字をただ坐して待ち消費する我


…恥ずかしい。

もっともっと、こっぱずかしいのが、20首ぐらい出てきて、ひとり赤面した。  

もう3~4年前になるけれど、一瞬、「短歌ブーム」が押し寄せた、そのときに書きためたものである。

そのときは見るもの感じたものをぶつぶつと、
五七五七七のリズムに詰めこんでは短歌らしきものを作っていた。
新聞の歌壇にも、何度か投稿した。(もちろん掲載されなかったけれど)

1ヶ月ぐらいで我に返って、ぱたりとやめたので、きっと向いていなかったんだろう。

でも、馬鹿げたことを、とは思わない。
何事も、やらないよりやった方がいい。

いくら目が肥えても、受け身はつまらない。
「消費」より、「創作」のほうが、断然おもしろいのだ。

だから、ただ「坐して」見るだけではなく、花火のことをもっと知りたい。

花火の色、形、大きさ、高さ、音。
どうやって打ち上げるのか、どうやって作るのか、何のために作るのか。

ほんの少しでも手がかりを掴めれば、これまでとはまったく違って花火が見えてくるはずだ。

――赤面ものの短歌ファイルのなかに、花火を詠んだ歌もあった。

 まるく咲き一瞬で消えるをよしとする花火の夜に終止符を打つ


(これは多少、こましでしょうか)

*******************************
銀のステッキ旅行
〒665-0035 兵庫県宝塚市逆瀬川1-1-46
TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com 
********************************* 

 

 

『国内旅行』 ジャンルのランキング
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« [34] 高さ300の世界 【花火】 | トップ | [36] 花火の形 【花火】 »