反省

今、一年で最も忙しい時期です。

所得税の確定申告をやりながらも

法人の決算、法人の月次業務

といった通常業務もおろそかにはできません。

その優先順位を考えながら、仕事をこなしていかなくてなりません。

これが難しい！

経験が必要です。

わが事務所の若きスタッフ。

この冬の繁忙期は初めての経験です。

当然、所得税の確定申告そのものが初めてです。

法人と個人事業の経理上の微妙な違い…。

これに相当頭を痛めている様子です。

さらに、仕事の段取りも考えなくてはならないのですから、

頭の中は相当混乱している様子です。

私も忙しいので「じっくり指導」がなかなかできません。

ばーーーーっと説明し、あとやっておいて！となりがちです…。

私たちの世代の人間は

仕事は体で覚えろ！

とか、

仕事は教わるものではない、先輩から盗んで覚えろ！

なんて、感じだった人が多いのではないでしょうか？？？

でも、これけっこうきついのですよね。

昨日、スタッフが

この仕事ここから先、どうやって進めてよいかわかりません…、

と目もうつろに相談に来たのです。

私は一度説明した「つもり」だったし、多忙だったこともあり、

ついつい「メモはどうした」とか「前にも説明したけど…」と

怒ってしまいました…。

私はここでどうも自分に違和感を覚えました…。

わからないのに聞きに来て怒られたら、ますます委縮しますよね…。

私は若いスタッフとのそんな関係を望んでいるわけではないのです。

どうも、私は彼に対して怒り癖のようなものがついていたようです…。

このことに気づき、「大反省」でした…。

最近の体罰問題から、怒り方、注意の仕方について考えさせられていたことも

今回の気づきにつながったように思います。

もちろん、仕事の責任を果たすためには「厳しさ」は必要だと思います。

しかし、「怒ってばかり」ではダメですね。

自分を省みること。

本当に大切なことです。